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【3月28日更新】山手地域における小中一貫校の新設検討
山手地域における小中一貫校の新設の検討について
児童・生徒数がピーク時の約半数まで減少し、学校の小規模化が進んでいる市立小・中学校においては、子どもたちの教育や学校運営に様々な影響が及んでおり、その解消が喫緊の課題であることから、令和2年3月に策定した「岸和田市立小・中学校の適正規模及び適正配置基本方針」(以下「基本方針」という。)を基に、同年11月に「岸和田市立小・中学校適正規模及び適正配置実施計画(第1期)(案)」(以下「実施計画(案)」という。)を策定し、議会や市民の皆様等へ教育委員会からお示ししました。
また、これらの取組が市民の皆様や地域のご理解なしには進められないとの考えから、地域説明会や校区懇談会等で丁寧にご説明するとともに、意見交換を図ることにより、ご理解の醸成に努めてきたところです。
しかしながら、様々なご意見をいただく中で、一部の地域では、校区懇談会の開催に至らないなど、計画が進まない状況となっていました。
そのような中、令和5年1月4日の岸和田市新年互礼会において、市長から教育委員会へ以下の提案を行う旨、表明がありました。
(1)山手の方で新たな場所に小中一貫校を新設すること。
(2)一旦は、既存の小中学校を閉校にせず、既存校と新たな小中一貫校の、どちらかを選択できるようにすること。
その後、令和5年1月19日の定例教育委員会会議において、この市長からの提案内容について、教育委員会事務局で検討を開始する旨が確認されました。
現在の取組状況について(令和6年3月)
山手地域における新たな小中一貫校の候補地となり得る場所について、これまで公有地を中心に、立地特性等を検討してきましたが、現在のところ、すぐに活用可能な適地の選定には至っておりません。
今後の方向性について(令和6年3月)
市長提案の取扱い
実施計画(案)の策定以降、毎年度、児童・生徒数の推計を更新してきましたが、直近の推計と策定時の推計に変化があり、適正化対象校から外れる学校や、さらなる少子化の影響を受ける学校が生じる見込みとなりました。
このように、市長が提案した時点と前提条件が変化したため、実施計画(案)と合わせて、引き続き検討していきます。
今後もこれらの進捗状況は、適宜ホームページ等でお知らせします。
実施計画(案)の取扱い
【参考】これまでの取組について(リンク)
令和3年11月~12月開催 地域説明会でのご意見・ご質問と回答はこちら
岸和田市立小・中学校適正規模及び適正配置実施計画(第1期)(案) [PDFファイル/1.54MB]
岸和田市立小・中学校適正規模及び適正配置実施計画(第1期)(案)【概要版】 [PDFファイル/271KB]
岸和田市立小・中学校の適正規模及び適正配置基本方針 [PDFファイル/1.21MB]
岸和田市立小・中学校の適正規模及び適正配置基本方針【概要版】 [PDFファイル/738KB]