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落書きは、まちの景観を損ねるだけでなく、周囲の人に不快感を与え、更には地域の環境・治安の悪化や、他の犯罪へとつながる危険性を持っています。落書きを防ぐには、まち全体を落書きできない雰囲気にすることや、消去活動、地域の見回りなどが大切です。
今号では、落書き消去活動に取り組んでいる地域の人たちにお話を伺いました。
問合せ 廃棄物対策課地域美化担当 環境事務所内電話:072-423-9444 ファクス:072-436-0418
岸城中学校の生徒の皆さん
自分たちの住むまちの環境をより良くするために、落書き消去活動をしていることを知ってもらいたいと思いました。高い場所の落書きを消すことや、ペンキを均一に塗る作業が大変でしたが、消去後はスッキリした気持ちになりました。
落書きは、まちのイメージを悪くしてしまいます。落書き消去活動を通して、一人ひとりがまちをきれいに保つ意識を持つことが大切だと思いました。
※「社会を明るくする運動」の環境浄化活動及び啓発活動の一環で落書き消去活動を実施しました。
加守町3丁目町会会長 杉原俊次さん
市から道具の貸し出しがあり、落書き消去活動を始めました。町会から約15人が参加し、2時間かけて線路下のアンダーパスと掲示板の落書きを消去しました。消去した後は、気持ちがすっきりする一方「これ以上落書きしてくれるな!」と強い憤りを感じます。落書きする意図はわかりませんが「やられた側の気持ちになってほしい」というのが第一です。落書きだけに限らず、きれいで安心して暮らせるまちにするためには、地域の防犯や、抑止力効果がある貼り紙などの警告が大切だと思います。
「落書きによっては4~5回塗り直さないと消えないものもあります」
「車の通行量が多く、作業が大変でした」
「まちの情報を発信する掲示板や看板にまで…」
「暑い中、熱中症に気をつけながら作業しました」
落書き消去活動に必要な物品(ペンキ、落書き消去スプレー、ペイントローラー、ハケなど)を町会などへ無料貸し出しや支給をしています。事前にお問い合わせください。また、下の啓発看板の提供も廃棄物対策課で行っています。市ホームページからもダウンロードできますので、ご活用ください。詳しくは市ホームページをご確認ください。
啓発看板