本文
8月12日(土曜日)、岸和田・夏の風物詩「土生鼓踊り」にお邪魔しました。
岸和田育ちの人でも意外と知らない土生鼓踊り。実は歴史と伝統にあふれた文化行事なのです。
古くは室町時代から続き、雨乞い踊りが始まりとされる土生の鼓踊りは、市の無形文化財に登録されています。「ブチ」と呼ばれる短いばちを握り込み、独特のリズムで舞うように太鼓を叩く姿は一見の価値ありです。地域の若者が積極的に参加して、連綿と続く伝統の担い手になっている点も見逃せません。
グラデーションがかった夏の夜空に提灯の灯りが輝き、訪れた多くの人たちを優しく包み込んでいるように感じました。