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10月14日(土曜日)、東葛城小学校の東葛ふれあいファーム(河合町)で、地域の方やJA職員さんの協力のもと、稲刈り体験会が行われました。児童と一般応募の家族、約100人が参加し、「実りの秋」を体感しました。
学校からファームまでの道中そこかしこで、ピンクのTシャツを着た地域の「おむすび会」の方や派出所のおまわりさんが見守ってくださっている様子を見て、東葛城小学校校区の地域の繋がりの濃さ、温かさを感じました。
ファームに着くと、6月に子どもたちが泥んこになって植えた苗からたくさんのお米が実り、田んぼ一面黄金色の稲穂が輝いていました。
地域の方が見守る中、JA職員さんとペアになり、刈り方や刈った稲の束ね方を教わりながら作業を進めていきます。
JAの若手職員さんが教えてくれました
「腰を落として、バラバラにならないようにしっかり持って、根元に鎌の柄のところをしっかり当てて刈るよ」
最初は虫やカエルを怖がっていた子どもたちも、初めて鎌を持って不慣れな手つきだった子どもたちも、すぐに稲刈りに夢中になって、「ザクッザクッ」という感触を楽しんでいるようでした。
だんだん慣れてきた子どもたち
田んぼにはバッタやカエルも
Instagramならぬ「Tokatsugram」が登場!
稲の束ね方もJA職員さんから教わります
農家さんが、紐ではなく、稲で稲をくくって束ねる方法を教えてくれました。
昔の人の知恵は素晴らしい!
みんないい笑顔です
(笑)
だんだんと地肌が見えてきた田んぼ
稲を刈る手つきが様になっている女の子
稲を刈るのがとても上手だと思ったら、家でも稲刈りのお手伝いをしているとのこと。
納得です。
こんなに小さな男の子もお手伝い
自分たちが稲刈りをした後も残って、下級生や一般の体験者のお手伝いをしている5、6年生はとても頼もしく見え、稲刈り体験会はいろいろな学びの場になっていることを改めて感じました。
一般応募で和泉市から参加していた母子は稲刈り初体験。「毎日当たり前のように食べているお米ですが、最近では稲穂を見ることもなくなってきたので、貴重な経験になりました」と話してくれました。
こんなにたくさんの稲を刈ることができました
時間内に刈れなかった稲を地域の方がコンバインで刈る様子を見学する子どもたち。
刈った稲を脱穀(根元から刈り取った稲の穂先から、籾を分離する作業)
籾
収穫したお米は、後日給食で味わうとのこと。子どもたちは、「早く食べたい!楽しみ!」と笑顔で話してくれました。