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積川神社
延喜式内社。中世以前には和泉国内有数の大社で和泉五社の一社に数えられています。もともとは牛滝川上流の水利神として地域住民の信仰を集めた神社であったと考えられます。
豊臣秀頼が再建したという本殿は三間社流造・正面千鳥破風付・桧皮葺きで国指定重要文化財。また神体である木造男女神像8体(鎌倉期)と、熊野街道に面して立つ遥拝鳥居に懸けられていた白河院宸筆と伝えられる木造篇額は府指定文化財。この他、淀殿寄進と伝える神輿も安置されています。
住所 大阪府岸和田市積川町
交通 南海本線岸和田駅下車、南海ウイングバス内畑方面行きで積川神社前下車