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神於寺

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2009年3月3日掲載

神於寺の写真

 神於山の南麓に位置する天台宗寺院。神於山は古来神体山として崇敬され、山内からは弥生時代の流水文銅鐸が出土しています。かつて当寺に伝わった神於寺縁起絵巻(南北朝期)は中世の縁起絵巻の優品として有名ですが、絵画部分が寸断されて米国や国内のコレクター、美術館などに分散して保管されています。縁起によれば役行者の開創で新羅から飛来した宝勝権現を山内に祀り、一旦荒廃したのちに百済僧光忍が奈良期に中興したそうです。
 また、修験道との関わりが強く、葛城修験の一霊場として発展しました。中世にはしばしば戦場ともなり、織田信長が紀州攻めの際に付近に逗留したこともありました。

住所 大阪府岸和田市神於町

交通 JR阪和線東岸和田駅下車、白原車庫行きで神於下車徒歩5分

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