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令和6(2024)年度の主な国際交流
1.サウスサンフランシスコ市の青少年が岸和田市を訪れました
青少年海外受入事業で、姉妹都市である米国カリフォルニア州サウスサンフランシスコ市の青少年15名と引率4名が岸和田市を訪れました。滞在期間中、青少年はホームステイを通じて、日本語や日本文化に触れながら、日本とアメリカの生活や習慣の違いを体験し異文化を学び、岸和田の市民や学生と絆を深めました。
到着(6月11日)
訪問団は無事に関西国際空港に到着しました。
そしてマドカホールにて1週間、家族となるホストファミリーとの対面式を行いました。
派遣生を代表してブリアナ・アクーニャさんが「私たち全員がこの一週間に待ち受けている冒険にわくわくしています。また、私たちのために家庭を開放し、受け入れて下さるホストファミリーにとても感謝しています。」と滞在への期待と感謝の挨拶をしました。
そして、ひとりずつ名前を呼ばれると、対面を待ちわびていたホストファミリーに迎えられました。
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6月12日
岸和田市国際親善協会による交流プログラムでは、浴衣体験、岸城神社でのご祈祷、岸和田城見学、だんじり会館見学、ペン習字体験などを通して岸和田市の歴史と文化を学びました。その後、自然資料館では市の自然について学び、訪問団にとって充実した一日となりました。
夜には、岸和田市主催の歓迎夕食会に参加し、ホストファミリーや市関係者に温かく迎えられ親交を深めました。また、感謝の意を込めて日本語と英語で歌を披露しました。
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6月13日
市長表敬訪問 | |
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産業高校訪問 | |
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6月14日
最初に久米田寺を訪れました。久米田池や寺の歴史、手水の作法を習ったあと、大師堂をお参りしました。
その後、岸和田消防本部を見学しました。ちょうど行われていた訓練も見学することができ、迫力を間近で感じます。
そして、岸和田東ロータリークラブの例会に出席しました。青少年代表としてジェイク・ギレレンさんが挨拶をし、岸和田東・サウスサンフランシスコの両ロータリークラブへの感謝を表しました。また、全員で合唱も披露しました。
マドカホールに戻っては、神於山保全くらぶによる竹カップづくりを体験しました。里山保全活動とは何か、なぜ保全活動をするのかなどの説明も受けます。岸和田の竹を使い、実際に竹カップを作り出すと各自こだわりが生まれ、神於山保全くらぶの方にどうすればよいかを聞きながら、夢中になってカップを完成させました。
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6月15日
- 前年度にサウスサンフランシスコに派遣された青少年と今回募集した岸和田の青少年とともに京都へ向かい、清水寺と伏見稲荷大社を視察しました。この日のために岸和田の青少年は、バスでのゲームや現地でのルート、案内などを事前準備会議にて用意を進めてきました。
- バス移動中には岸和田の青少年が考えた連想ゲームを自分たちで説明や司会などをして、サウスサンフランシスコの青少年と仲を深めます。
- 清水寺と伏見稲荷大社ではグループにわかれて、境内と土産店などを見て回りました。岸和田の青少年はガイド役を務め、サウスサンフランシスコの青少年を案内し、各寺社の歴史などを説明しました。
- すっかり仲よくなった青少年たちは、帰りの道中には言葉の壁を越えて意気投合し、岸和田に到着しバスを降りても別れを名残惜しんでいました。
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6月16日、17日
- 6月16日はショッピングや奈良へ出かけたりと、それぞれのホストファミリーと思い思いの1日を過ごしました。
- 6月17日は帰国の日です。
サンクスパーティーにて最後のひと時を過ごしました。代表してマデリーン・ルイスさんとフィオナ・ファンさんが感謝のスピーチをしました。また、最後には歌とダンスを披露し、最後にはホストファミリーと一緒にダンスを踊りました。
いよいよお別れの時が来てしまいます。1週間家族として過ごした思いがあふれ、青少年もホストファミリーも涙ながらに、別れの挨拶をしました。 - そして訪問団は、たくさんの思い出と岸和田での経験と共に関西国際空港から帰国の途につきました。
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2. 文化視察団をソウル特別市永登浦区に派遣しました
ソウル特別市永登浦区文化視察団派遣事業として、姉妹都市である韓国ソウル特別市永登浦(よんどんぽ)区へ10月24日から26日まで、岸和田市文化協会長、副会長、随行1名を文化交流のため派遣しました。
第28回木蓮展の開会式に出席し、現地の文化芸術関係者との交流をはかりました。木蓮展には、永登浦芸術人総連合会より招待をうけた岸和田市文化協会員の各部門の作品を出展しました。
視察団の派遣は8年ぶりでしたが、昨年度に永登浦芸術人総連合会訪問団が岸和田市を訪れていたこともあり、現地では温かなもてなしを受け、親交を深めることができました。
区庁長表敬
木蓮展開会式
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上記事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。