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平成31(2019)年度の主な国際交流
1.サウスサンフランシスコ市へ岸和田市内の高校生を派遣しました。(2019年8月13日から8月20日まで)
1. サウスサンフランシスコ市へ岸和田市内の高校生を派遣しました。
平成31年度岸和田市青少年海外派遣事業で、姉妹都市である米国カリフォルニア州サウスサンフランシスコ市に岸和田市内の高校生15名を派遣しました。事前研修では、岸和田市についてや派遣のための心得、英語でのコミュニケーションも練習しました。また、事前準備やチームワークの大切さも学びました。現地では、岸和田市を広く紹介するとともに、生活体験や地域の人々との交流を通じて国際感覚を養い、国際化の一翼を担う人材の育成をはかることを目的として、視察やホームステイをしました。
期間:8月13日(火曜日)~20日(火曜日)の8日間
出発に先立ち、8月7日に派遣生が岸和田市長を表敬訪問しました。永野市長は、「1992年にサウスサンフランシスコと姉妹都市提携してから、今回で15回目の派遣です。私自身も初めて海外に行った際、広い世界に気づかされ、自分の人生にとって大きな経験になりました。みなさんにも楽しんで世界を感じてきてほしいと思います。気を付けて行ってきてください。」と激励の言葉を贈りました。
その後、派遣団団長の谷学校教育部長は、「本日はこのような表敬の場を設けて頂き、さらに市長から激励のお言葉を頂戴し、誠にありがとうございます。派遣生たちは、これまでの事前研修で岸和田市についてや英会話などたくさんのことを学び、現地で披露するスピーチやパフォーマンスの練習にも励んできました。それらの成果を充分に発揮し、岸和田市の代表として、多くの人との出会いを大切にし、派遣団の一員としての自覚のもと交流を深めてまいります。」と決意を述べました。
そして、派遣生代表の井上澄香さんが「少し不安もあるが、岸和田市民を代表してしっかり学びたいです。貴重な経験ができることに感謝し、派遣事業を有意義なものにしたいと思います。」と抱負を述べました。
最後に、派遣生は現地で披露する予定の英語曲「Tomorrow」を歌いました。
派遣生に言葉を贈る永野市長 派遣生代表の挨拶
合唱を披露する派遣生 記念撮影
*サウスサンフランシスコ市訪問
2019年8月13日から20日まで
派遣生は滞在中、現地の高校生との交流やホームステイを通して同市の方々との友好を深めました。異文化に触れ、国際感覚を養うとともに、現地の方々に日本の文化や岸和田市の紹介をしました。
ホストファミリー対面式 ホストファミリーとの交流
現地では、サウスサンフランシスコロータリークラブによるサポートのもと、市内各所を視察、訪問しました。15日(現地時間)には、市庁舎を訪れ、キャリル・マツモト市長を表敬訪問しました。市長は日系人であり、日本から来た我々に親近感を抱きつつお出迎えいただきました。スピーチの中で両市の友好関係の促進に触れ、サウスサンフランシスコ市についてお話されました。
また、市内の施設や企業も視察しました。ボーイズ&ガールズクラブでは、オリジナルの鞄作成や現地の学生とのアクティビティーに励み、エル・カミーノ高校では、現地高校生との交流の時間を持ち、警察本部では、警察車両や警察犬の訓練を見学しました。企業視察では、世界的に有名なシロップ工場でその生産工程や現地産業の歴史と発展を学びました。ロータリークラブや姉妹都市委員会主催の歓迎会では、『パプリカ』のダンスと歌を、また、だんじりの法被を着て『南中ソーラン』の踊りを披露し、全体パフォーマンスは『A whole new world』と『Tomorrow』を歌い、現地の方から大きな拍手をいただきました。
サウスサンフランシスコ市長表敬訪問 サウスサンフランシスコ市庁舎
エル・カミーノ高校を訪問 現地高校生たちと交流
警察署 企業見学(シロップ工場)
サンクスパーティー(お別れ会)で歌を披露 ホストファミリーと共に
ホストファミリーと共に ホストファミリーと共に
*派遣団帰国
20日(日本時間)に全員元気に帰国し、24日には永野市長へ派遣の成果を報告しました。谷団長は「本日はこのような報告の場を設けていただき、厚く御礼申し上げます。我々派遣団は、8月13日(火曜日)に関西空港を出発し、8月20日(火曜日)に全員元気に帰ってきたことをご報告申し上げます。」と述べた後、スケジュールに沿って、派遣団が現地で体験したことを派遣生の様子を交えて報告しました。
続いて、派遣生一人ひとりが市長へ派遣で得た感想を述べました。15人それぞれが現地での体験を通して、感じたことや気づき、決意など、しっかりと自分の気持ちを表現し、サウスサンフランシスコ市の方々との交流で受けたおもてなしに感謝しました。また、岸和田市とサウスサンフランシスコ市の友好がより一層深まることを希望しました。
その後、派遣生代表の進藤小春さんが「サウスサンフランシスコ市の方々が私たちを温かく受け入れてくださり、とても充実した一週間を送ることができました。深く感謝申し上げます。現地の皆さんに岸和田市について興味を持ってもらえたことを、うれしく感じています。私たちはこの経験を今後のグローバル社会にしっかり活かしていこうと思います。」と総括を述べました。
報告を受けて永野市長は、「皆さんが元気に帰国したことをうれしく思います。この派遣で得た経験、自信を将来に活かしてください。そして、これからも積極的に国際交流に参加していってください。」と派遣生を励ましました。
報告会の後は、今回の派遣事業を振り返り、事後研修が行なわれました。
市長報告会 市長報告会
派遣生に声をかける永野市長 派遣生と記念撮影をする永野市長
事後研修 事後研修
この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。