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平成29(2017)年度の主な国際交流

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2017年8月18日掲載

1.サウスサンフランシスコ市へ岸和田市内の高校生を派遣しました。(2017年8月9日から8月15日まで)

2.韓国ソウル特別市永登浦区の文化視察団が岸和田市を訪問しました。(2017年11月1日から11月3日まで)

3.第25回KIX泉州国際マラソンに友好都市のランナーを招待しました。(2018年2月16日から2月20日まで)

4.2018ソウル国際マラソン大会に選手を派遣しました。(2018年3月16日から3月20日まで)

1. サウスサンフランシスコ市へ岸和田市内の高校生を派遣しました。

 平成29年度岸和田市青少年海外派遣事業で、姉妹都市である米国カリフォルニア州サウスサンフランシスコ市に岸和田市内の高校生14名を派遣しました。事前研修では、派遣のための心得を学び、英語でのコミュニケーションも練習しました。現地では、岸和田市を広く紹介するとともに、生活体験や地域の人々との交流を通じて国際感覚を養い、国際化の一翼を担う人材の育成をはかることを目的として、視察やホームステイをしました。

期間:8月9日(水曜日)~15日(火曜日)の7日間

 出発に先立ち、8月4日に派遣生が岸和田市長を表敬訪問しました。冒頭、信貴市長は、「難関の選考試験に合格された皆さん、おめでとうございます。姉妹都市のサウスサンフランシスコ市とは、1992年姉妹都市締結を行って以来、相互の青少年派遣事業が続いています。派遣生の先輩の中には、この事業を機に、国際関連の分野に進まれた方も多数いると聞いています。皆さんも、岸和田市の親善大使として、両市の友好の絆を深める役割を果たしてくれることと期待しております。サウスサンフランシスコ市でたくさんのことを経験し、元気に帰ってきてください。」と激励の言葉を贈りました。

 その後、派遣団団長の赤井優世魅力創造部理事(兼)文化国際課長は、「本日はこのような表敬の場を設けて頂き、誠にありがとうございます。派遣生たちは、これまでの事前研修でたくさんのことを学び、現地で披露するスピーチやパフォーマンスの練習にも励んできました。それらの成果を充分に発揮し、岸和田市の代表として、誠実かつ積極的に交流してまいります。」と決意を述べました。

 そして、派遣生代表の蔵本拓真さんは、「この事業を企画してくださった皆様に感謝し、私たちが岸和田市の代表として参加できることを幸せに思っています。伝統ある派遣事業を通して、岸和田や日本の魅力をサウスサンフランシスコの皆さんに伝えてまいります。チーム全員で助け合い、派遣プログラムが素晴らしいものになるよう努めます。」と抱負を述べました。

 最後に、派遣生は現地で披露する予定の「It's a Small World(小さな世界)」を歌いました。また、岸和田市Ceoのちきりくんが応援に駆けつけ、派遣生たちにサウスサンフランシスコへ持って行ってくださいと、ちきりくんバッジを配りました。

派遣生に言葉を贈る信貴市長                    派遣生代表の挨拶

市長表敬1   市長表敬2

 合唱を披露する派遣生                      記念撮影      

市長表敬3   市長表敬4                     

*サウスサンフランシスコ市訪問

2017年8月9日から15日まで

 派遣生は滞在中、現地の高校生との交流やホームステイを通して同市の方々との友好を深めました。異文化に触れ、国際感覚を養うとともに、現地の方々に日本の文化や岸和田市の紹介をしました。

ホストファミリー対面式                        ホストファミリーと交流

SSF1   SSF2

 現地では、サウスサンフランシスコロータリークラブによるサポートのもと、市内各所を視察、訪問しました。10日(現地時間)には、市庁舎を訪れ、プラディープ・グプタ市長を表敬訪問しました。一昨年、同市の姉妹都市委員会の委員として岸和田市を訪問されたグプタ市長は、スピーチの中で両市の友好関係の促進に触れ、サウスサンフランシスコ市についてお話されました。

 また、市内の施設や企業も視察しました。サウスサンフランシスコ高校では、現地高校生との交流の時間を持ち、一緒にカリフォルニア科学アカデミーの催しに参加しました。警察本部では、警察車両や警察犬の訓練を見学し、消防本部では消火活動訓練を体験しました。企業視察では、世界的に有名なシロップ工場でその生産工程や現地産業の歴史と発展を学びました。ロータリークラブや姉妹都市委員会主催の歓迎会では、『岸和田市紹介プレゼンテーション』と『岸和田音頭』の踊りを披露し、全体パフォーマンスは『It's a Small World』と『世界に一つだけの花』を歌いました。

サウスサンフランシスコ市長表敬訪問             サウスサンフランシスコ市庁舎

SSF3  SSF10

サウスサンフランシスコ高校を訪問               現地高校生たちと交流

SSF4  SSF11

消防本部                              企業見学(シロップ工場)

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岸和田市紹介プレゼンテーション                岸和田音頭の後の挨拶 

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サンクスパーティー(お別れ会)で歌を披露          ホストファミリーと共に

SSF9  SSF12

                             ホストファミリーと共に

SSF13  SSF14                            

*派遣団帰国

 15日(日本時間)に全員元気に帰国し、18日には信貴市長へ派遣の成果を報告しました。赤井団長は「本日はこのような報告の場を設けていただき、厚く御礼申し上げます。我々派遣団は、8月9日(水曜日)に関西空港を出発し、8月15日(火曜日)に全員元気に帰ってきたことをご報告申し上げます。」と述べた後、スケジュールに沿って、派遣団が現地で体験したことを派遣生の様子を交えて報告しました。

 続いて、派遣生一人ひとりが市長への派遣の感想を述べました。14人それぞれの個性が良く出た内容で、全員がしっかりと自分の気持ちを表現し、サウスサンフランシスコ市の方々との交流で受けたおもてなしに感謝しました。また、岸和田市とサウスサンフランシスコ市の友好がより一層深まることを希望しました。

 その後、派遣生代表の生田智紗さんが「サウスサンフランシスコ市の方々が私たちを温かく受け入れてくださり、とても充実した一週間を送ることができました。深く感謝申し上げます。現地の皆さんに岸和田市について興味を持ってもらえたことを、うれしく感じています。私たちはこの経験を今後のグローバル社会にしっかり活かしていこうと思います。」と総括を述べました。

 報告を受けて信貴市長は、「皆さんが元気に帰国したことをうれしく思います。この派遣で得た経験、自信を将来に活かしてください。そして、これからも積極的に国際交流に参加していってください。」と派遣生を励まし、現地で披露した岸和田音頭の踊りについて、市制施行50周年記念に作られてから45年間も踊り継がれていることを説明しました。

 報告会の後は、今回の派遣事業を振り返り、報告書の発行に向けて事後研修が始まりました。

市長報告会                             各派遣生の報告

報告会1  報告会2

派遣生代表による総括                      派遣生に声をかける信貴市長

報告会3  報告会4

                               事後研修

事後研修1  事後研修2

派遣生アンケート結果 [PDFファイル/360KB]

 

この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。

2. 韓国ソウル特別市永登浦区の文化視察団が岸和田市を訪問しました。

2017年11月1日から3日まで

 姉妹都市である韓国ソウル特別市永登浦(よんどんぽ)区より、永登浦芸術人総連合会の金 泰 洙(キム テ ス)理事長と、永登浦区総務部文化体育課文化芸術チーム職員の金 有 美(キム ユ ミ)さんが岸和田市を訪問しました。到着日には岸和田市の伝統産業施設を視察後、信貴市長を表敬訪問しました。信貴市長は、2002年10月に姉妹都市締結が行われて以来交流が活発に行われていること、また、翌日に始まる両都市の芸術作品合同展覧会の開催についてお話しし、岸和田市での滞在が充実したものになるようお二人を歓迎しました。

 金理事長は、素晴らしい文化を持つ岸和田市と継続的な文化交流が出来ることを喜び、合同展覧会で披露される永登浦芸術人総連合会会員の作品に、多くの関心を寄せていただけるようにと挨拶しました。また、今後も両都市が文化で繋がり、互いに交流し、友好関係が続くことを願いますとお話ししました。

 2日には、金理事長に第68回岸和田市市展受賞作品展・韓国ソウル特別市永登浦区文化芸術作品 合同展覧会開会式で挨拶をいただき、信貴市長、雪本市議会議長、岸和田市文化協会草山副会長、市展委員会西村委員長と共に、テープカットもしていただきました。合同展覧会では岸和田市市展受賞作品の解説を受けながら、大勢の来場者の皆さんと交流しました。また、永登浦区の文化芸術作品については金理事長が詳しく説明されました。

 同日午後からは、文化協会の皆さんとの交流で、久保惣美術館、岸和田だんじり会館、岸和田城を見学し日本の文化、芸術に触れ、最終日には、久米田寺と久米田池で歴史を感じていただきました。金理事長は、岸和田市のまちづくりは素晴らしい、勉強になりますとおっしゃいました。また、改めて、今回の合同展覧会の開催にあたり感謝の言葉を述べられました。

信貴市長表敬訪問

市長表敬1    市長表敬2 

第68回岸和田市市展受賞作品展・韓国ソウル特別市永登浦区文化芸術作品 合同展覧会                                                

合同展1     合同展2

合同展3     合同展4

岸和田市内視察

市内視察1 市内視察2 市内視察3

この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。

3. 第25回KIX泉州国際マラソンに友好都市のランナーを招待しました。

2018年2月16日から20日まで

 2月18日に開催された第25回KIX泉州国際マラソンに、友好都市の中華人民共和国広東省汕頭市から、鄭 志 標(テイ シ ヒョウ)選手を招待しました。 滞在中、鄭選手は永野市長を表敬訪問し、市内施設の見学や市民団体の歓迎会に参加するなど、友好を深めました。 

 2月16日の市長表敬訪問で、永野市長は「マラソン大会での活躍を期待しています。また、短い滞在期間ではありますが、多くの市民と交流し、汕頭市に戻った際には岸和田市での経験を広くお話しいただき両都市の友情の架け橋となっていただければ幸いです。」と挨拶しました。

 マラソン大会当日は快晴に恵まれ、鄭選手は、大勢の参加者と共に元気よくスタートしました。市内では、市消防署岸城分署前で市民の方々の温かい声援の中、力強い足取りで走り抜けていきました。その後、りんくうタウンのゴール地点では、関係者が鄭選手の到着を見守る中、見事に完走しました。

  だんじり会館                           岸和田城

だんじり会館   岸和田城

                              市長表敬訪問

市長表敬訪問1   市長表敬訪問2

  市民団体による歓迎会                     開会式・レセプション(招待選手登壇)

市民団体歓迎会   開会式1

                            開会式・レセプション

開会式2   開会式3

  スタート直前                            岸和田市内を走る鄭選手(右端)

マラソンスタート   鄭選手岸和田市内

                              鄭選手完走

鄭選手ゴール   鄭選手ゴール2

この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。

4ソウル国際マラソン大会2018に選手を派遣しました。

2018年3月16日から20日まで

 3月18日に開催されたソウル国際マラソン大会2018に、姉妹都市である韓国ソウル特別市永登浦区(よんどんぽく)より招待を受け、岸和田市陸上競技協会から、松本俊治(まつもと としはる)選手、渡辺省吾(わたなべ しょうご)選手の2名を派遣しました。選手たちは、出発前に壮行会で永野市長を表敬訪問し、趙 吉衡(チョ キルヒョン)永登浦区庁長への親書を託され激励を受けました。

 16日午前中に関西空港を出発後、ソウルに到着して間もなく、永登浦区庁で副区庁長はじめ区関係者を表敬訪問しました。また、同日夕刻には、永登浦区国際交流親善協会の皆さんから歓迎を受けました。

        派遣選手壮行会                    永登浦区庁訪問

派遣選手壮行会   永登浦区庁訪問

 マラソン大会前日の17日には、永登浦区陸上競技連盟のメンバーとマラソンコースの下見をしました。

 大会当日の18日は、スタート前に陸上競技連盟のメンバーと合流し健闘を誓いました。天候に恵まれた今大会は約3万人が参加する大規模なものとなり、選手の2名は沿道のたくさんの声援を受けました。

       ソウル国際マラソン             永登浦区陸上競技連盟会員との交流 

ソウルマラソン1   陸上競技連盟

大会終了後の19日、20日は、永登浦区内外を視察し韓国文化を学びました。滞在期間中は永登浦区庁の職員の皆さん、そして現地ランナーの皆さんと国境を越えたスポーツ・文化交流が行われました。 

 松本選手と渡辺選手は3月20日夜、関西空港に無事帰国しました。両選手ともに「永登浦区の皆さんには歓迎していただき感謝しています。レース中は横について一緒に走っていただいたり、応援していただいて、区民の皆さんと仲良くなりました。岸和田市と永登浦区の今までの素晴らしいつながりを感じました。生涯忘れられない素晴らしい経験をありがとうございました。これからも引き続き交流していきたいです。」と語られました。

この事業は関西エアポート株式会社の協力事業です。

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