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令和4年度 アウトリーチ ~きしわだアートプロジェクト~ を実施しました
岸和田市内の幼稚園5歳児クラスに演劇のプロフェッショナルを派遣し、令和4年度アウトリーチ事業「はだかの王さまと服づくり」を実施しました。
5年目になるこの事業は、楽器の音や制作を通じて、様々な表現の仕方や想像力を学んでもらう全2回(2日間)のプログラムになっています。
先生たちからも「心動く体験ができた」「子ども達の新しい一面が見られた」「ぜひ次回も参加したい」と嬉しい感想を沢山いただき、大盛況のうちに終了しました。
実施幼稚園 |
参加者 |
参加人数 |
実施日時(1日目) |
実施日時(2日目) |
岸和田市立八木幼稚園 |
すみれぐみ (5歳児) |
15人 |
12月6日(火曜日) 9時50分~11時15分 |
12月9日(金曜日) 9時45分~11時15分 |
岸和田市立旭幼稚園 |
そらぐみ (5歳児) |
16人 |
12月6日(火曜日) 12時45分~13時50分 |
12月9日(金曜日) 12時30分~13時30分 |
講師4人(一般社団法人 毛帽子事務所)
実施内容 <1回目>
(1)デモンストレーション「はだかの王さまと服づくり」
まずは、『はだかの王さま』をモチーフにした短いお芝居を見てもらいます。
王さまが衣装を着替えるタイミングで楽器を鳴らします。
大きな布で包まれて動けない王さまをみて、子ども達は大喜び。
子ども達は、着替える衣装のなくなってしまった王さまから、衣装を作ってくれないかとお願いされます。
(2)体験「衣装づくり」
王様に依頼された衣装の製作にとりかかります。
どの材料にしようか?どんな衣装にしようか?思うように切れなかったりして四苦八苦。
それぞれの個性が表現された衣装が出来上がりました。
実施内容 <2回目>
(1)体験「体を動かしてみる」
まずは、緊張をほぐすために講師の動きをまねっこして身体を動かします。
楽器の音・テンポに合わせて飛んだり歩いたり、講師の言葉から想像したポーズをとったり、全身を使って様々な動きをします。
緊張がほぐれてきて、子ども達の笑顔が見られました。
(2)発表「作った衣装を見てもらう」
自分で制作した衣装を着て、いよいよ王さまに見てもらいます。
こだわった部分、頑張った部分を王さまにアピール!
子ども達は照れながらも、王さまに衣装の特徴を教えてくれました。
(3)体験「楽器の音に合わせてパレード」
講師が様々な楽器を鳴らし、自慢の衣装を着てみんなでパレード。
テンポに合わせて歩いたり、ジャンプしたり、それぞれの楽器の音色に合う動きやポーズをとったり・・・・。
子ども達は、王さまや家来と一緒にノリノリで行進していました。
(4)体験「いろんな楽器に触れてみよう」
パレードで使用した不思議な形の楽器に子ども達は興味津々。
そっと優しく演奏したり、大きな音で力強く演奏したり・・・・。
「なんでこんな音がなるんだろう?」
とても嬉しそうに楽器を体験していました。
(バッファロードラム・拍子木・シャンティチャイム・ウッドブロック・ビブラスティック)
(5)まとめ「振り返り」
今回のワークショップで感じた事をそれぞれ発表しました。
子ども達は、王さまが喜んでくれたので大喜び!
感謝拍手の中、アウトリーチは終了しました。