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佐々木勇蔵コレクション短冊目録
佐々木勇蔵コレクション短冊とは?
故佐々木勇蔵氏(1905~1985)は、もと岸和田藩重臣佐々木家の末子として生まれ、戦後、地元銀行の設立に奔走し、昭和26年泉州銀行を設立、昭和38年には第3代頭取に就任されました。経済人として関西経済界の要職をつとめる一方、文化教育事業にも尽力され、日本少年野球連盟副理事長・岸和田市文化財保護専門委員・学校法人泉州学園名誉理事長・岸和田城跡保存会会長などを歴任、泉州地域の文化・教育振興に大きな功績を残されました。
こうした広範な活動のかたわら、戦前より短冊の収集につとめられ、そのコレクションは2万5千枚以上にのぼる膨大なものです。単に数量の多さのみでなく、中世から現代にいたる天皇・公家・武将・大名・政治家・学者・詩歌人・俳人・芸術家・芸能人等あらゆる階層の人々の手になるものであり、その内容も和歌・漢詩・俳諧・絵画・サインなどおよそ短冊に表現されるあらゆる分野の短冊を収集されました。それは書道史・文学史・美術史資料としてきわめて貴重なコレクションといえます。
右から足利義教・義政・義尚の短冊
閲覧方法
- 短冊の閲覧(写真版)を希望される方は郷土文化室までお問い合わせください。事前予約要。
- ここに掲載する短冊目録は、コレクションの一部です。
短冊目録
短冊目録〈鎌倉から桃山時代〉はこちら [PDFファイル/107KB]