令和3年度　岸和田市における学力調査の結果について

令和3年度　岸和田市における学力調査の結果について

　学習指導要領では、各教科等の指導を通じて育成を目指す資質・能力として、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」を掲げ、教育課程の基盤としています。

　また、それらの資質・能力を育成するために、「主体的・対話的で深い学び」の視点からの学習過程の質的改善についても示されました。

　本結果の報告は、令和3年5月に、小学校6年生・中学校3年生を対象に実施した「全国学力・学習状況調査」、ならびに小学校3～4年生、中学校1～2年生を対象に実施した「岸和田市学力調査」の、結果の概要、課題・改善のポイントの概要をお知らせするものです。

　本市ではかねてより、児童生徒の確かな学力の育成をめざして、各学校において日々授業の充実に努めているところです。その成果は、児童生徒の学習に対する意欲向上という形で現れつつありますが、実際の学力調査の結果には十分に反映できていないのが実状です。このことを踏まえ、今回改善の傾向が見られなかったことについて、これまでの取組の効果検証を行い、改善すべきところを見極め、対応するなど、一層の努力が必要と痛感しております。

　今年度から取り入れた学習の土台づくり事業(コグトレ)や、Ｉｃｔ機器を活用した学習支援なども取り入れながら、市教育委員会、市立小中学校が一体となって、岸和田市の子どもたちの学力の向上に、全力で取り組んでまいります。

　ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和3年11月　岸和田市教育委員会