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水道管に流れる水で発電しています
岸和田市上下水道局では平成15年に流木配水場内に流木発電所を設置しました。この発電所には大阪広域水道企業団から水道管で送られてくる水の圧力を利用した小水力発電設備が設置されており、この設備で発電した電力は流木配水場から葛城配水場に水を送るポンプの動力として活用されています。配管の途中に水力発電装置を設置するインライン方式は全国に先駆けた取り組みとなっています。
小水力発電は、太陽光発電や風力発電のように気象条件などに左右されないため、1年中安定して発電できるだけでなく、火力発電などのように地球温暖化の原因物質の一つである二酸化炭素を排出しないなど環境面でのメリットもあります。
小水力発電に関する主なデータ(平成30年度実績)は次のとおりです。
- 年間で削減できる電力量 約19万Kwh
- 年間で削減できる電力料金 約350万円
- 年間で削減できる二酸化炭素量 約66トン
- 設備耐用年数 約25年