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都市計画道路の見直しについて
現状と課題
本市の都市計画道路は、大阪・和歌山方向に広域幹線道路・幹線道路が配置され、それらをつなぐように海・山方向に幹線道路が配置されています。
2021(令和3)年度末現在の都市計画道路の整備率は約59.7%で、2010(平成22)年度末と比較すると、府道、市道を合わせて約6.4km(約6.4%)が供用開始されました。一方で、本市は1966(昭和41)年に、現在の道路配置の骨格となる計画が定められ、その後50 年が経過するなか、長期未着手の道路計画が多くあります。
1960(昭和35)年に既に人口集中がみられたJR 阪和線付近より海側は、都市計画道路以外の既設道路を含めて、道路網の形成がみられますが、1970(昭和45)年頃から人口増加がみられる丘陵部は、順次、都市計画道路の整備に取り組んでいるものの、道路網が未接続の部分があります。
※現在の都市計画道路の計画は、岸和田市地図情報配信サービスの「都市計画情報」からご覧いただけます。
今後の方針
JR 阪和線付近から山側を中心に、広域連携軸である都市計画道路や、未接続の都市計画道路の整備を推進し、道路網の形成を図ります。
また、都市計画道路を定めてから、長期が経過することから、社会情勢の変化や道路交通状況などを踏まえて、定期的に道路網の計画について見直しを行う必要があります。都市計画道路の見直しを行う際には、自動車交通の円滑化と歩行者等の安全性確保、災害時の緊急輸送道路の確保、公共交通の充実や自転車の活用など、現在及び将来の交通需要に対応するため、広域的な連携を見据えつつ、既存ストックを活用し効率的で効果的な道路網の形成について検討を行います。
また、都市計画道路を定めてから、長期が経過することから、社会情勢の変化や道路交通状況などを踏まえて、定期的に道路網の計画について見直しを行う必要があります。都市計画道路の見直しを行う際には、自動車交通の円滑化と歩行者等の安全性確保、災害時の緊急輸送道路の確保、公共交通の充実や自転車の活用など、現在及び将来の交通需要に対応するため、広域的な連携を見据えつつ、既存ストックを活用し効率的で効果的な道路網の形成について検討を行います。
都市計画道路見直しの流れ(案)
※令和5年度から、「見直しの考え方」の検討及び見直しに必要な現状把握等を行っていく予定です。
進捗状況にあわせて、適宜、情報発信を行っていきます。
進捗状況にあわせて、適宜、情報発信を行っていきます。