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41.久米田池の幻想的なハーモニー
久米田池の幻想的なハーモニー
写真・位置図 |
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池尻町 詳しくは地図情報配信サービスの「景観・公園情報マップ」→「景観資源マップ」よりご覧ください。 |
エピソード |
◆夏のはじめ頃に、朝早く久米田池に行って、朝日が出る頃に、久米田池がきれいな色に、そまってきたので撮影しました。普段の池と少しちがって幻想的に見えました。(応募者:42歳/男性) ◆久米田池といえば、広大な灌漑用地、鳥の国際空港といったイメージがありますが、寒ブナ漁の時期になると、ここは養魚地でもあるということを再認識します。この水辺での漁の日には、魚だけではなく、網に掛かるザリガニ、カメなどの水生動物や水草、藻なども目にすることができ、漁のおこぼれ目当て?にダイサギ、アオサギなどの水鳥も多く集まります。また、この日は、私にとっては久米田池を利用してきた人々の知恵と、多くの生き物を育むこの池の豊かさや恩恵を、いっそう強く感じさせられる日でもあります。(応募者:65歳/男性) ◆8月29日午前5時20分、散歩中東の空の朝ぼらけ。空と池の幻想的なハーモニー。(応募者:80歳/男性) |
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講評 |
久米田池は空と池の色彩が調和しており、幻想的な早朝の光景が非常に美しく、野鳥の飛来や、ヘラ鮒漁を行なう生活景観など、四季折々の趣がある。冬には多くの野鳥が見られ鳥の国際空港といえる光景や桜などの視点場が設けられており、散策やジョギングを楽しむ姿も見られた。また、維持管理を市民ボランティアが行うなど、今後も市民の力で魅力を持続してもらいたい水辺である。 |
※ タイトル及びエピソードは応募原文のままとしています。また、時間の経過により、指定当時の状況から変化しているものもあります。
※ これらの景観資源は地域住民等により保全されていますので、訪れる際は社会的ルールを守り、景観への配慮をお願いします。