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古民家利活用セミナー がもよんモデルから学ぶ!「古民家再生でみんなが得するまちづくり」を開催しました
今回の講演では、講師の和田様から、まち活性の成功事例を基に、古民家利活用のポイントや、まちづくり活動に対する考え、実現のプロセスなど、貴重なお話をしていただきました。
申込時から非常に好評で、予定よりお席を増やしての開催となりました。
講演内容
岸和田市には、城周辺や紀州街道沿いをはじめ、古民家が多く残っています。
古民家は、木の柱や梁、土壁など自然素材で造られ、人や環境に優しいという特徴があり、趣のある古材や風格のある外観、自然環境と調和したまちなみは日本の伝統的な美しさを醸し出し、落ち着きと癒しを感じる空間を提供してくれ、近代建築物にはない多くの魅力があります。
貴重な文化遺産の古民家ですが、近年は世代交代などで空き家になったり、取り壊されるものも増えており、受け継がれずに放置されることで、まちの活気がなくなることも課題になっています。
そこで、今回の講演では、大阪市城東区蒲生四丁目(通称“がもよん”)で老朽化した古民家をリノベーションして活用し、まちを活性化させている講師から、古民家利活用のポイントや、まちづくり活動の内容、思いなどについてお話いただきました。
講師
和田 欣也さん(一般社団法人がもよんにぎわいプロジェクト代表理事)
一般社団法人がもよんにぎわいプロジェクト代表理事
R PLAY株式会社代表取締役
1966年大阪市生まれ。大学卒業後、建築系の会社に入社、阪神淡路大震災のボランティア活動をきっかけに、耐震の重要性を知り、耐震金物の製作や耐震リフォーム工事など耐震活動を開始。その後、オーナー・入居者・近隣の方に喜んで欲しいとの思いから、リノベーション事業を手掛ける。2008年から大阪市城東区の蒲生四丁目エリアで、古民家を魅力ある店舗等に生まれ変わらせてまちのにぎわいを創出する「がもよんにぎわいプロジェクト」をスタートする。まちおこしの一環として、バルや音楽祭などの文化活動、店主間交流などの地域交流にも精力的に取り組む。