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岸和田おーぷんでーたそん2018「岸和田の景観を楽しもう」が開催されました
「岸和田おーぷんでーたそん2018~岸和田の景観を楽しもう」が開催されました。
岸和田市では、「こころに残る景観資源発掘プロジェクト」を平成24年度より実施し、様々な景観啓発に活用しています。
今回、「こころに残る景観資源」を実際に巡り、指定された景観資源やその周辺の歴史、他の景観要素を調査し、収集した情報をオープンデータとして世界に発信する「岸和田おーぷんでーたそん2018~岸和田の景観を楽しもう」が、「インターナショナル・オープンデータ・ディ(世界同時開催)」に合わせて平成30年3月3日に開催されました。
この取組は、和歌山大学岸和田サテライト主催で、和歌山大学・岸和田市地域連携事業により実施されたものです。
当日は、市民や大学生、和歌山大学教員や自治体関係者など約30名が参加。簡単な趣旨説明を受けたのち、さっそく景観資源を巡るまち歩きに出発しました。
まち歩きには、行 龍男さん(観光ボランティアガイド)に各所の景観資源について解説して頂きました。
岸和田城周辺 景観資源まちあるきマップ [PDFファイル/2.56MB]
こころに残る景観資源 冊子(H30) [PDFファイル/16.02MB]
まずは、岸和田城で指定されている「こころに残る景観資源」のうち、『水辺景観「岸和田城を彩る夏の華」』と『樹木景観「二の丸公園 マツ」』を訪ねてまち歩きをスタート。
行さんから岸和田城の歴史や周辺の景観資源についてお話ししていただきました。参加者はメモを取ったり写真撮影したりしながら景観に対するイメージを膨らませていきます。
次に向かったのが紀州街道(本町~南町)。
紀州街道で指定されている「こころに残る景観資源」のうち、『みち景観「お寺の道(本町紀州街道)」と「南町のみち(紀州街道)」』を見学しながら、「こなから坂」や「板塀プロジェクト」、「歴史的町並み修景事業」などについて行さんより解説。
板塀プロジェクト(本町のまちづくりを考える会)については、こちら(別ページへ)
一通り見学したのち、グループごとに個別調査に向かいます。
調査を終えた皆さんは、市立図書館に集合し、オープンデータとして引用する文献や資料など図書館の司書さんに相談しながら情報収集を行い、オープンデータの作成に取り掛かりました。
最後に各グループの成果発表を行いました。中には、地域の方から直接聞き取り調査を行い、情報収集したグループもありました。
終始和やかな雰囲気のなか、まち歩きで収集した岸和田らしい景観要素を無事にオープンデータとして世界に発信することができました。
今後も今回の様な取組を通じて景観啓発を進めたいと思います。参加者の皆さんお疲れ様でした。