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飼い犬登録と狂犬病予防注射について
飼い主の皆さんへ
- 飼い犬には、社会生活に適応できるよう、しっかりしつけを行いましょう。
- 犬はつないで飼いましょう。
- 昼夜・散歩中を問わず、放し飼いはやめましょう。
- 犬を抑えることができる飼い主が、ロープや鎖等でつないで散歩しましょう。
- 飼い犬の糞の処分は、飼い主の手で責任をもっておこないましょう。
- 犬の飼育場所は清潔にしましょう。
- 生まれてきた子犬を不幸な目に合わせないために、望まない妊娠を防ぎましょう。
- 犬を飼えなくなった場合は、必ず新しい飼い主を探してください。
なぜ飼い犬登録や狂犬病予防注射が必要なの?
「狂犬病」は人畜共通感染症のひとつで、医療技術が進歩した現代でも世界中で多数発病し、毎年5万数千人が死亡している恐ろしい病気です。
狂犬病は全ての哺乳類に感染しますが、犬が主なまん延の原因となっています。世界中で狂犬病に感染する人の9割以上が犬から感染しています。現在、日本国内で狂犬病の発生は見られませんが、飼い犬がどこに何頭いるか把握することは大変重要なことです。
また、主な感染源となる犬(飼い犬)に狂犬病予防注射を接種することで、犬でのまん延が予防され、人への被害を防ぐことができます。万が一狂犬病が発生した場合に備えて、飼い犬の登録と狂犬病予防注射を接種する必要があります。
生後91日以上のすべての犬(室内犬・小型犬を含む)の所有者は、狂犬病予防法により、生涯1回の飼い犬登録と、毎年1回(原則4月1日~6月30日までに)狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています(期間中に受けられない場合は、動物病院で狂犬病予防注射を必ず受けてください)。
室内で飼っていて外にでない小型犬に注射が必要なの?
狂犬病は全ての哺乳類に感染しますので、猫やアライグマなど犬以外の動物からも犬へ感染します。他の動物が室内に侵入したり、犬が部屋から抜け出した時に、他の動物と接触し狂犬病に感染することが考えられます。
日本国内で狂犬病の発生は見られませんが、近隣諸国では狂犬病がまん延しており、日本への本病の侵入リスクがあります。万が一狂犬病が発生した場合に備えて、人や犬への感染を防ぐため、年1回の狂犬病予防注射を必ず行ってください。
飼い犬登録手数料
新規飼い犬登録手数料 |
3,000円 |
犬の鑑札の再交付手数料 |
1,600円 |
生後91日以上の犬の所有者は、飼い犬の登録(生涯1回)が必要です。
登録は保健センター(健康推進課)及び市内の動物病院で受け付けています。
狂犬病予防注射済票交付手数料
注射済票交付手数料 | 550円 |
注射済票再発行手数料 | 340円 |
令和2年度狂犬病集合予防注射の中止について
令和2年4月2日(木曜日)~4月20日(月曜日)に岸和田市内を巡回して行う予定であった狂犬病集合予防注射は、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、中止します。ご参加を予定されていた方々には多大なるご迷惑をおかけしますが、ご来場者やスタッフの健康や安全面を第一に考えた結果、このような判断に至りました。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
狂犬病予防注射の実施時期については、狂犬病予防法及び狂犬病予防法施行規則に基づき、毎年4月1日から6月30日までの期間に受けることとされておりますが、この度、狂犬病予防法施行規則が改正され、新型コロナウイルス感染症の発生又はまん延の影響によるやむを得ない事情による場合は、令和2年12月31日までの間に接種をすればよいとなりました。飼い主の皆様におかれましては、混雑を避ける等の柔軟な対応をお願いいたします。
飼い犬の狂犬病予防注射は、毎年1回、必ず受けましょう。
- 集合注射は中止いたしますが、4月1日以降は最寄りの動物病院にて、注射及び済票の交付を受けてください。市内で犬の登録がお済みの方には3月末に「狂犬病予防注射案内書」を送付させていただきますので、動物病院へお持ちの上、受診してください。(動物病院での注射料金は各動物病院へご確認ください。)
- 下表の動物病院以外で注射した場合は、動物病院が発行した書類(注射済証)をお持ちのうえ、保健センターで注射済票の交付を受けてください。
岸和田市内の動物病院
動物病院名 | 所在地 | 電話番号 |
いしづか動物病院 | 藤井町1丁目12番13号 | 430-4666 |
うえの愛犬クリニック | 並松町8番17号 | 438-1398 |
加藤動物病院 | 春木若松町12番30号 | 438-6350 |
ガー デン動物病院 | 大町121番地の3 | 440-0689 |
きむら動物病院 | 流木町324番地の11 | 427-8039 |
くめだ池どうぶつ診療所 | 額原町400番地の15 | 424-6510 |
さとう動物病院 | 土生町8丁目23番30号 | 420-5818 |
ときわ動物病院 | 下松町3丁目4番1号 | 493-6710 |
ハニー動物病院 | 八阪町2丁目11番11号 | 430-0507 |
東岸和田動物病院 | 土生町2丁目30番15号 | 438-7878 |
鑑札・注射済票の装着について
交付された鑑札は、狂犬病予防法により飼い犬に着けるように義務付けられています(注射済票も同様です)。
鑑札を着けることで、迷い犬として保護された場合でも容易に飼い主を捜すことができます。
飼い犬登録変更(死亡)届について
転入・死亡など登録内容に変更がある場合は、保健センターまで届け出てください(まずは電話でお問い合わせください)。
市外に犬が転出した時は、転出先の市町村に鑑札をお持ちの上、手続きをしてください。
飼っている犬の所在地が他市町村から岸和田市へ変更になった場合は、前所在地で交付された鑑札をもって保健センター(健康推進課)へお越しください。無料で当市の鑑札をお渡しします。ただし、鑑札を紛失された場合は、鑑札再発行手数料として1,600円が必要となります。
犬の引き取り・犬に関する苦情・放浪犬の捕獲・犬の譲渡申請等について
飼い始めた犬は、終生面倒を見るのが飼い主の責任です。引っ越し等で飼えなくなった時や、新たな飼い主が見つからずに、どうしても飼い続けることが出来ない場合の引き取りは、動物愛護管理センター 泉佐野支所(泉佐野市上瓦屋583-1 電話:072-464-9777)へお問い合わせください。
犬に関する苦情・放浪犬の捕獲・犬の譲渡申請等についても、動物愛護管理センター 泉佐野支所へご相談ください