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市民後見推進事業
岸和田市では平成23年度から、だれもが地域で安心して暮らせる地域づくりをめざし、判断能力が不十分な方の生活を支える「市民後見人」の養成・活動支援に取り組んでいます。
成年後見制度とは
認知症や知的障がい、精神障がいなどにより判断能力が十分でないため自分自身で契約や財産管理などの法律行為を行うことが難しい場合に、家庭裁判所から選任された成年後見人等がその援助をする制度です。成年後見人は、ご本人の意思を尊重しながら生活状況や心身の状況等も考慮し、ご本人に代わって福祉サービスの利用契約や財産管理を行うことで、ご本人の生活や財産を守ります。
市民後見人とは
家庭裁判所から選任された市民が、成年後見制度の担い手として活動を行います。市民後見人は所定の養成講座を受け、成年後見制度に関する一定の知識や技術・姿勢を身につけ、地域福祉活動として報酬を前提としない後見活動に取り組んでいます。また、市民後見人の活動が円滑に行えるよう、市・社会福祉協議会や専門家等が連携し、サポートします。
市民後見人養成講座
市民後見人養成講座は4日間の基礎講習、5日間の実務講習、2日間の施設実習等を経て、市民後見人バンクに登録されます。
市民後見人養成の流れ
オリエンテーション ↠ 養成講座 (基礎講習、実務講習、施設実習等) ↠ バンク登録
※ オリエンテーションはどなたでも参加できます。
問合せ
社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会 地域福祉部 権利擁護推進室
Tel 06-6764-7760 (平日9時00分~17時30分)
Fax 06-6764-7811
市民後見人活動支援
日々の相談支援と、専門職(弁護士、社会福祉士、司法書士)による活動支援を行います。
■ 活動支援の流れ
家庭裁判所からの後見人等の推薦依頼 ↠ 市民後見人候補者の推薦 ↠ 家庭裁判所からの選任 ↠ 活動支援