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岸和田のむかし話5 津田川・城下周辺の話・(4)八大竜王と石の宝殿(塔原)

印刷用ページを表示する 2009年3月3日掲載
 昔、岸和田城主岡部宣勝(おかべのぶかつ)が、葛城山で狩りをした時のことです。
 山頂近いブナ林で、世にも珍しい白鹿が、見事な角(つの)を木漏(こも)れ日にきらめかせているのを見付けました。
 「よき獲物(えもの)ぞ」
 城主は素早(すばや)く弓取って狙いをつけ、ひょうと放てばあやまたず、
 「当たった!」
 と思ったとたん、突然山は鳴動(めいどう)し、激しい雨が降りだしました。射止めたはずの白鹿は何処(どこ)へ消えたか影もありません。家来たちはただ恐れおののき、我がちにと逃げ散りました。
 「あの鹿は、神の化身(けしん)だったにちがいない」
 岡部侯は、山のてっぺんに立派な石の宝殿を建て、大和葛城山の一言主(ひとことぬし)を勧請(かんじょう)しました。
 その後、雨降りの神である八大竜王を合わせお祀りしたと伝えられています。

※ この「岸和田のむかし話」は市制70周年を記念して平成4年11月に刊行された本をWeb化したもので、岸和田に伝わる昔話や、発刊時に創作された話を収録しています。
あくまでも昔話ですので、必ずしも史実に基づいているものではありません。

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