本文
報道発表 牛瀧山大威徳寺の経塚を含む「葛城修験」が令和2年度 日本遺産(Japan Heritage)に認定されました
概要
令和2年度日本遺産に認定された「葛城修験」の10番経塚が岸和田市の牛瀧山大威徳寺(岸和田市大沢町)にあります。
また、塔原町に伝わる「葛城踊り」(大阪府無形民俗文化財)、意賀美神社(岸和田市土生滝町)の「雨降りの滝」も構成文化財として認定されました。
詳細
「葛城修験」—里人(さとびと)とともに守り伝える修験道はじまりの地
が新たに日本遺産に認定されることになりました。修験道の開祖と言われる役(えんの)行者(ぎょうじゃ)がはじめて修行の場としたのが「葛城」の峰々です。
和歌山県の友ヶ島から始まり奈良県王寺町まで総延長112キロメートルに及ぶ山系は、古来より葛城(葛木)山と呼ばれ、法華経が納められた28の経塚と滝や巨石、神社や祠などを巡って行う修行や行場を総称し「葛城修験」と呼ばれています。
岸和田市大沢町の牛瀧山大威徳寺には葛城修験10番経塚があります。
また、葛城修験は経塚を廻る修験だけではなく、地元にも深く根差しており、特に大阪府南西部では、和泉葛城山を中心とした雨乞いの踊りや伝承が数多く残ります。
その中の事例として、葛城踊りや、雨降りの滝が構成文化財として認定されました。
資料
令和2年度「日本遺産(Japan Heritage)」認定一覧 [PDFファイル/84KB]
写真
大威徳寺にある10番経塚
塔原町に伝わる「葛城踊り」
意賀美神社の「雨降りの滝」
本件に関する問合せ先
観光課(電話:072-423-9501)