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報道発表『第34回濱田青陵賞受賞者の決定』
概要
令和4年6月6日、朝日新聞大阪本社で行われた濱田青陵賞運営協議会並びに選考委員会において、第34回濱田青陵賞の受賞者が、佛教大学歴史学部歴史文化学科教授堀大介氏に決定しました。
授賞式式典、記念シンポジウムは9月25日(日曜日)に開催予定です。
詳細
受賞者プロフィール
受賞者氏名
堀大介(ほり だいすけ)
佛教大学歴史学部歴史文化学科教授
経歴
1996年 同志社大学文学部文化学科卒業
2006年 同志社大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学
2008年 同志社大学にて博士号取得(文化史学)、越前町教育委員会越前町織田文化歴史館学芸員
2020年 越前町教育委員会 織田文化歴史館館長補佐
2021年 佛教大学歴史学部歴史文化学科教授
主な論著
「コシ政権の誕生(上)(下)」『古代学研究167』(古代学研究会 2004)
「北陸における古墳の出現」『古代学研究180』(古代学研究会 2008)
「越知山山岳信仰の遺跡群(福井県)-大谷寺遺跡を中心に-」『仏教芸術 山岳寺院の考古学的調査(東日本編)』(毎日新聞社 2011)
『朝日山古墳群・佐々生窯跡・大谷寺遺跡』(越前町教育委員会)
『地域政権の考古学的研究-古墳成立期の北陸を舞台として-』(雄山閣 2009)
『泰澄和尚と古代越知山・白山信仰』(雄山閣 2018)
『古代敦賀の神々と国家 古墳の展開から神仏習合の成立まで』(雄山閣 2019)
受賞理由
「考古学に立脚した古代地域史像及び初期神仏習合・白山信仰史の学際的研究」
岸和田市文化賞「濱田青陵賞」とは
濱田青陵賞は、岸和田市にゆかりが深く、我が国考古学の先駆者として偉大な功績を残され、多くの後進を育成された濱田耕作(号 青陵)博士没後50年にあたる1988年に、「岸和田市文化賞条例」に基づき、岸和田市と朝日新聞社が創設しました。
博士の業績を称えるとともに、我が国考古学の振興に寄与する目的で、業績のあった新進の研究者や団体を広く選考し表彰するもので、今回で34回目を迎えます。
問合せ先
生涯学習部郷土文化課(電話:072-423-9688)