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報道発表 岸和田市立斎場 土壌汚染調査の結果について

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2020年1月30日掲載

概要

 現在、本市では斎場の建て替えを検討しており、その最適候補地である岸和田市立斎場敷地に過去塵芥処理施設が設置されていたことから、自主的に土壌汚染状況調査(表層土壌等採取)を実施しました。
 その結果、当該敷地の一部において、土壌汚染対策法及び同法に基づく環境省令に定める基準(以下「土壌溶出量基準」という。)に適合しない区画が確認されました。

 当該区画のうち、アスファルト等で舗装されていない、土壌が剝き出しになっている箇所は、直接土壌に触れることがないよう措置を講じてまいります。

詳細

1.調査場所

岸和田市流木町1092番地の1 岸和田市立斎場敷地内 

2.調査期間

令和元年11月25日(月曜日)から令和2年1月16日(木曜日)まで

3.調査方法

 土壌汚染対策法及び大阪府生活環境の保全等に関する条例に準拠して調査を行いました。

4.調査対象物質

 事前の地歴調査結果を踏まえ、農薬類を除く第一種特定有害物質、第二種特定有害物質、ポリ塩化ビフェニル及びダイオキシン類について、土壌汚染状況調査を行いました。

5.調査結果

 当該敷地の58区画のうち13区画において、下表のとおり土壌溶出量基準を超過した区画がありました。 

検出物質名

測定値(最大値)

基準値

備考

水銀及びその化合物

0.0013mg/L

0.0005mg/L以下

基準値の2.6倍 1区画

鉛及びその化合物

0.022mg/L

0.01mg/L以下

基準値の2.2倍 3区画

ふっ素及びその化合物

1.8mg/L

0.8mg/L

基準値の2.3倍 9区画

 6. 健康影響について

 土壌汚染があった場合、土壌中の有害物質が地下水に溶け込み、この地下水を飲むことにより、健康に影響を及ぼすおそれが考えられます。

 土壌溶出量基準とは、このような地下水経由の健康影響を防ぐために定められているもので、「体重50kgの人が70年間、毎日2ℓの地下水を飲んで10万人に1人に影響が出る可能性のある濃度」と極めて低い濃度に設定されています。
〔土壌環境施策に関するあり方懇談会(第6回 平成20年1月9日 資料2 環境省)より抜粋〕

 なお、今回検出された濃度から判断すると、来場者、周辺にお住まいの方、付近を通行される方には、直ちに人体への影響はないものと考えております。

【参考資料】 
 基準値を超えた物質に関する健康影響については、次のように考えられています。
(環境省 化学物質ファクトシートより抜粋)

水銀及びその化合物

水銀及びその化合物は、その形態によって毒性が異なります。
水銀は脳の中に蓄積しやすく、体内で酸化反応を受ける前に脳に移行すると水銀によって中枢神経障害を起こすおそれがあります。職業上、空気中から水銀蒸気を取り込んだ事例の報告から、呼吸によって取り込んだ場合のLOAEL(最小毒性量)は0.02 mg/m3 と考えられ、これに基づいて有害大気汚染物質の指針値が設定されています。
また、口から水銀を取り込んだ場合について、子どもが体温計の水銀を誤って飲み込んだ事故では影響はほとんどみられていないことが報告されています。
水道水質基準や水質環境基準は、魚介類の食品としての暫定的規制値(総水銀0.4 ppm、メチル水銀0.3 ppm)を超えない濃度として設定されています。
発がん性について、国際がん研究機関(IARC)では、水銀及び無機水銀化合物はグループ3(人に対する発がん性については分類できない)に分類しています。

鉛及びその化合物

鉛は、人の臓器や組織に通常でも存在する物質です。発がん性について、国際がん研究機関(IARC)は、特定の無機鉛化合物については実験動物において発がん性を示す十分な証拠が入手できるとして、鉛の無機化合物をグループ2A(人に対しておそらく発がん性がある)に分類し、金属鉛及び有機鉛については発がん性の報告が不十分で評価できないとして、鉛をグループ2B(人に対して発がん性があるかもしれない)、鉛の有機化合物をグループ3(人に対する発がん性については分類できない)に分類しています。
鉛は、人体への蓄積性があることから、消化管からの吸収率が高く、最も感受性が高い乳児の代謝研究結果から、TDI(耐容一日摂取量)は体重1kg 当たり0.0035 mg と算出され、これに基づいて水道水質基準や水質環境基準が設定されています。

ふっ素及びその化合物

ふっ素を継続的に飲み水によって体内に取り込むと、0.9~1.2 mg/L の濃度で12~46%の人に軽度の斑状歯が発生することが報告されており、最近のいくつかの研究では1.4 mg/L 以上で、骨へのふっ素沈着の発生率や骨折リスクが増加するとされています。斑状歯発生予防の観点から、水道水質基準及び水質環境基準が設定されています。
厚生労働省では、過剰摂取による健康被害の防止の観点から、栄養補助食品として用いるふっ素の上限摂取量を1 日4 mg 以下としています。

7. 今後の対応について

 今回の調査結果を受け、今後更に周辺環境への影響について調査確認を行ってまいります。

 なお、当該敷地内の土壌溶出量基準に適合しない区画は、立入禁止表示をし、直接土壌にふれることがないよう措置を講じます。

本件に関する問合せ先

土壌汚染状況調査の実施経緯等について:市民環境部市民課 (電話:072-423-9451)
土壌汚染対策法について:市民環境部環境課(電話:072-423-9462)


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