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風物百選 05 お城まつり

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2009年3月3日掲載

お城まつりの染色染色 橋田 ひろし

 九月の地車祭りに比べると、四月の「お城まつり」は、僕の血をそれほどに騒がせ、胸を躍らせてくれるものではない。しかし、岸和田の象徴であるお城に、比較的近いところに育った僕には、お堀端での夜店と共に、なじみ深いものの一つである。残念ながら、未成年者の僕には、
 花見酒も、夜桜見物も縁のないことなのだが、桜の花が咲き誇っているお堀端の並木道は魅力的である。もっとも、ここ数年は、お堀端を歩いて桜見物をする機会など全くないといっていい。僕の強い印象は、小学生時代の終わりか、中学生時代の初めころに、友達と見物に行ったときのことである。ちょうど、まだ咲き始めころだったかと思う。あの何ともいえない春の持つ雰囲気と、やわらかな日ざし、そしてほのかな花の匂いと、天守閣の上から見たときの、桜の花がお堀を縁取って並んでいる、その美しさに感激したものだ。
 幼いころにも、母や姉たちに連れられて見物に行ったことがあるようで、お城の庭のベンチに座って、なぜか大きな口を開けて泣いている写真が残っている。しかし、僕にはぜんぜん記憶がない。
 僕も、もうすぐ20歳になるが、20歳を過ぎて、ゆっくりする時間があれば、今度は桜が最も桜らしいといわれる散り際の花吹雪の中で、花見酒でも飲みながら「お城まつり」を満喫したいと思っている。

文  藤田 立

資料

 岸和田城天守閣の再建と、岸和田観光協会ができたのを契機に、昭和三十一年ごろから、千亀利公園二の丸のところで毎年四月に行われる。

交通

 南海蛸地蔵駅から北350メートル


 この「岸和田風物百選」は、岸和田市の市制60周年記念事業の一つとして昭和58年(1983年)に制作されました。

 そのため、内容が古くなっている部分もありますが、交通手段を除いて、原本に忠実に再現しています。これは、実際に現地を訪れた際に、この間の時の移り変わりを感じていただければとの考えからです。


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