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第39回(平成30年度)「人権を考える市民の集い」を開催しました
第39回(平成30年度)人権を考える市民の集いを開催しました。
毎年12月4日から10日までは人権週間です。
1948年(昭和23年)12月10日の「国際連合第3回総会」において世界人権宣言が採択されたことを記念して、その翌年に法務省と全国人権擁護委員連合会は12月10日を最終日とする1週間を「人権週間」と定めました。
本市では人権週間の事業として、毎年「人権を考える市民の集い」を岸和田市人権協会、岸和田市教育委員会と連携して開催しています。
今年度の「人権を考える市民の集い」は、12月8日(土曜日)に岸和田市立文化会館(マドカホール)にて、落語家の桂文福さん、そして腹話術師の千田やすしさんをお迎えして、「文福のふれあい人権ばなし~真の笑いは平等な心から~」というテーマで開催しました。
「誰かがつらい思いをするような‘笑い’は、ほんとうの‘笑い’やないんです」
「‘お前のその独特の間を大事にせぇよ’と師匠が私の個性を認め、伸ばしてくれましてん」
「すばらしい文化や伝統は引き継いだらよろしいけど、差別とか偏見とか、引き継いでいったらあかんもんは断ち切らんとあきまへん」…
文福さんは、笑いの中にたくさんのメッセージをちりばめたお話をされたほか、相撲甚句や金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」を河内音頭にのせて披露されるなど、バラエティにとんだ内容でした。
また、千田やすしさんは、お人形ひかるちゃんの「子ども代表としての思い」をユーモアたっぷりに伝えてくれました。
244名の方にご来場いただき、好評のうちに閉会しました。
【アンケート結果】 (参加者数244名、回答者数141名。一部抜粋)
Q:本日の内容は、満足のいくものでしたか。
区分 | 回答数 | 割合 |
1.満足 | 96 | 68.1% |
2.やや満足 | 31 | 22.0% |
3.やや不満 | 4 | 2.8% |
4.不満 | 2 | 1.4% |
記載なし | 8 | 5.7% |
【感想、意見等】
・笑いの中に考えさせられることがいろいろあり、すごくためになった。(19歳以下)
・笑いの中で、人はみんな同じということができた。とても楽しかったです。(50歳代)
・新鮮な内容で面白かった。(60歳代)
・出演者の熱意が感じられました。(60歳代)
・和やかな時間をありがとうございました。(70歳以上)
Q:「人権を考える市民の集い」に参加されて、人権問題についての関心や理解は深まりましたか。
区分 | 回答数 | 割合 |
1.深まった | 76 | 53.9% |
2.やや深まった | 54 | 38.3% |
3.やや深まらなかった | 1 | 0.7% |
4.深まらなかった | 2 | 1.4% |
記載なし | 8 | 5.7% |
【感想、意見等】
・やはり差別はいけないと再確認できた。(19歳以下)
・自分のことしか考えない人が多いと感じるが、それも人それぞれのストレスから来るものなのか。1人1人を理解したいと思う。(50歳代)
・楽しく人権を考えられてよかった。(50歳代)
・人権問題をこんな形で聞くのは初めてで、後まで残る講演でした。(60歳代)
・若い時には反省すべきことがあったと気づいた。(70歳以上)
・何気ない言葉にも相手が傷つくので、よく考えて言うようにしたい。(70歳以上)