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企業向け人権研修会「心のバリアフリー研修」を開催しました
企業向け人権研修会 「心のバリアフリー研修」を開催しました
開催内容
この研修会は、例年、岸和田市人権啓発企業連絡会が主催し、会員事業所を対象に行われています。今回は市と共催という形をとり、市内事業所の皆さまにもご参加いただきました。
研修会では、始めにDVD『よく分かる障害者差別解消法』を視聴し、解消法について基本的な内容を学びました。その後、グループ形式で障害のある方への対応経験(主に職場での)について話し合いました。その時の対応に「不当な差別的取扱い」にあたるものはなかったか、もっと良い対応はなかったか、「合理的配慮」が適切に提供できていたかなどについて意見交換を行い、最後に各グループで発表をし、全体で意見を共有しました。
参加者からは、
・日頃は障害者差別についてあまり考えることがなかったのでこれまでの経験を振返る良い機会になった。
・グループワークがあったので能動的な研修となった。DVDは研修教材としてわかりやすかった。
・障害のある方との対応について様々な例示やその内容についてお聞きすることができ、大変参考になりました。
・こちらの勝手な思い込みで対応するのではなく、その人にあった対応、配慮が必要であることが大事。
・法律が施行されて3年が経とうとしている。初歩的な研修すぎたのではないでしょうか。
などといったご意見やご感想をいただきました。(抜粋)
※この研修は大阪府作成の研修プログラムを用いて、岸和田市人権啓発企業連絡会の協力のもと実施しました。研修プログラムやDVD等の詳細は下記URLをご参照ください。
大阪府ホームページ http://www.pref.osaka.lg.jp/keikakusuishin/syougai-plan/30_barrier-free.html
※この研修会で使用したDVD『よく分かる障害者差別解消法』(2本組:基本編(約12分)、応用編(約22分))は人権・男女共同参画課にて無料で貸し出しておりますので、興味のある方は人権・男女共同参画課までお問い合わせください。
法律では、事業者(企業やお店など)の障害者差別解消の取り組みを求めています
平成28年4月1日に障害者差別解消法が施行されました。この法律は、行政だけではなく、事業者にも関係のある法律であり、企業規模の大小に関わりなく守らなければなりません。
法律では、「不当な差別的取り扱い」の禁止や、障害のある人が社会の中で生活していく上での環境を整えていくことや、合理的配慮(障害のある人からの申し出に応じた必要な工夫及び調整)の提供を行うことが求められています。
現代社会では、事業者の利益を優先させるだけではなく、「人を大切にする=人権への視点」のある経営が、顧客満足度を高め、社会的な信用の向上につながる鍵となっています。
事業者のイメージアップ戦略の1つとして、障害者に対する差別解消など人権に対する配慮が欠かせない時代が到来しています。
本研修会では、障害者差別解消法の趣旨を学び、バリア(障害)は個人ではなく社会がつくると考える「社会モデル」を踏まえた社内研修プログラムを体験できます。受講後は、自社で研修講師ができることをめざしています。
日時
平成31年1月18日(金曜日) 午後3時から午後4時30分
場所
岸和田市職員会館(岸城町5-8) 2階大会議室
対象
市内でお勤めの方
定員
100名(申し込み先着順)
講師
一般財団法人 大阪府人権協会職員(大阪府より受託)
申し込み方法 【終了しました】
1月16日(水曜日)までに電話またはファックス・電子メールにてお申し込みください。
ファックス・電子メールでお申し込みの場合は、(1)講座名、(2)事業所名、(3)参加者氏名、(4)電話番号をご記入ださい。
申し込み・問合せ先
岸和田市 人権・男女共同参画課
電話:072-423-9562 ファックス:072-423-4644
メールアドレス:jinkens@city.kishiwada.osaka.jp