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岸和田市における人権課題

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2022年4月1日掲載

岸和田市人権施策推進プラン

 岸和田市では、令和4年3月に「岸和田市人権施策推進プラン」を改訂しました。本プランでは、市の人権施策の推進にあたり、取り組むべき主要課題を掲げています。下記のとおり、女性の人権、子どもの人権から始まり、様々な人権問題までの17項目があります。

 これらの人権問題を市民の皆さまと共に考え、問題の解決をめざした取組を進めてまいりたいと考えています。お力添えのほど、よろしくお願いいたします。

 プランの詳細につきましては、下記関連ページをご覧ください。

 https://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/26/jinsuiplan2022.html

 

主要課題

女性の人権

 様々な場で女性差別やハラスメントなどの人権問題が発生しています。また、配偶者などからの暴力は、女性の被害者が多いのが現状です。

 女性だからという理由で自分らしく生きる権利を侵害されない社会づくりのための取組を進めます。

子どもの人権

 いじめや体罰に起因する自殺(自死)、児童虐待、児童買春などの性的搾取、貧困などの人権問題が発生しています。

 子どもが自己決定権をもつ「権利の主体」であり一人の人間として尊重されるよう、関心と理解を深めていくための取組を進めます。

高齢者の人権

 年齢を理由とした差別や高齢者の自己決定権の侵害、虐待などの人権問題が発生しています。

 高齢者が尊厳を保ち、自分らしい生き方を選択、決定できる社会づくりのための取組を進めます。

障害のある人の人権

 障害を理由とする偏見や差別、虐待などの人権問題が発生しています。

 障害のある人の意思や権利、主体性を尊重し、社会のあり方が障害のある人の暮らしに影響を与えていることを踏まえ、誰もが互いの人格と個性を尊重し支え合う共生社会を実現するための取組を進めます。

被差別部落(同和地区)出身者の人権

 結婚に際しての差別、差別落書きやインターネット上での同和地区の地名や所在地の書込みや差別的な書込み等、部落差別は依然として存在しています。

 部落差別への正しい知識と理解を深める機会の提供をはじめ、部落差別の解消のための取組を進めます。​

地域で暮らす外国籍の人の人権

 国籍を理由とする偏見や差別、レイシャルハラスメント(※1)やヘイトスピーチ(※2)などの人権問題が発生しています。

 歴史的経緯に学び、文化や生活習慣などの多様性を理解し、互いの人権を尊重する共生社会づくりのための取組を進めます。​

※1…レイシャルは「人種の」、ハラスメントは「嫌がらせ、いじめ」。広く皮膚の色、祖先、出身地、民族的出自、宗教的信条、国籍など多様な人種・民族的要素を含んだ特定の人種、民族、国籍に係わる、「不快」「不適切で配慮に欠ける」「苦痛」などを感じさせる言動。

※2…ヘイトは「憎悪」、スピーチは「表現」。いわゆる特定の人種や民族の人々を排斥する差別的な言動。差別、暴力行為をあおる、日本社会から追い出そうとする、危害を加えようとするなどの一方的な内容の言動。

HIVや新型コロナウイルス感染症など様々なウイルスの感染者の人権

 感染症に関する知識や理解の不足から、学校や職場、医療現場など様々な場面で偏見や差別などの人権問題が発生しています。

 感染症に関する正しい知識と理解を深め、偏見や差別を解消するための取組を進めます。​

ハンセン病患者・元患者(回復者)の人権

 隔離政策による社会の偏見や差別意識の助長は、患者や家族に大きな苦難と苦痛を強いてきました。

 元患者(回復者)の地域社会への復帰や生活の妨げとなる、病気に対する根強い誤解や無理解を解消するための取組を進めます。​

刑を終えて出所した人の人権

 根強い偏見や差別によって、刑を終えて出所した人の就職や入居先確保が困難であるなどの人権問題が発生しています。

 刑を終えて出所した人が地域で排除されることなく、安定した生活をめざせるように、理解と支援を広げるために必要な取組を進めます。​

犯罪被害者の人権

 犯罪被害者が興味本位のうわさや心ない中傷などによって名誉を傷つけられたり、私生活の平穏が脅かされるなどの人権問題が発生しています。

 犯罪被害者が平穏な生活を取り戻せるよう、社会全体で支えるための取組を進めます。​

インターネットを悪用した人権侵害

 個人の名誉やプライバシーを侵害する書込みや差別を助長する表現の掲載、ネットいじめなど、インターネットを悪用した人権問題が発生しています。

 インターネットを利用する際のルールやマナーに関する理解を深める取組を進めます。

北朝鮮当局による人権侵害問題

 拉致問題の解決には、一人ひとりが関心と認識を深め、被害者の救出を求める世論を高める必要があります。

 拉致被害者の一日も早い帰国をめざして、引き続き政府を後押しする取組を進めます。​

ホームレスの人の人権

 ホームレスの人の自立を図るための様々な支援が行われている一方、ホームレスの人に対する嫌がらせや暴行事件などの人権問題も発生しています。  

 ホームレスの人に対する偏見や差別の解消をめざした取組を進めます。​

性的マイノリティ(少数者)の人権

 周囲の理解不足により、性的指向(※1)や性自認(※2)で少数派の人は、様々な場面で生きづらさを感じる現状があります。

 誰もがありのまま、自分らしく生きることができる社会、誰も孤立することのない社会をめざし、性の多様性について関心を高め、理解を深めるための取組を進めます。​

※1…好きになる人の性。

※2…心の性。「男性か女性をはっきり決められない」「男性・女性のどちらでもない」なども含む。

労働者をめぐる人権

 職場におけるハラスメントや長時間労働、非合理的な採用選考のほか、様々な人権問題が発生しています。

 多様な背景をもつ人たちで構成される職場環境をよりよくするために、関係法の周知と人権意識の向上のための取組を進めます。また、就労に関連して、ニート(※1)問題やひきこもりの人への理解を深めるための取組を進めます。

※1…「労働者・失業者・主婦・学生」のいずれにも該当しない「15歳から34歳」までの仕事に就かない若年者。

被差別の当事者の家族の人権

 ハンセン病患者や刑を終えて出所した人、犯罪被害者、障害がある人、高齢者、その他の少数者の家族であることを理由に、家族が様々な不利益を被ったり、人権を侵害されたりすることのない社会をめざした取組を進めます。​

様々な人権問題

 アイヌの人々などへの偏見や差別、自殺(自死)に関する対応、人身取引の問題や容貌に関する「見た目問題」など、様々な人権問題が存在しています。

 一人ひとりの人権が尊重される社会をめざした取組を進めます。​

 


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