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パンダ協定(和歌山県白浜アドベンチャーワールド)

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2011年9月12日掲載

 2005年神於山(こうのやま)の里山整備計画の事務局からはじまった「神於山の笹をパンダの食卓に」という取組みは現在も続いており、当初アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)から依頼をうけた業者さんが週1回保冷車にて搬送していましたが、今では週2回と3回の交互で、1回につき約400kgの笹を搬送しており、大変気にいってもらっているようです。

 笹

 担当の方に聞いたところ、現在8頭飼育されており、パンダの1日の食事のほとんどが笹で、1日15kg~20kg食べるため、1回の搬送で約1日半の量にしかならないとのこと。笹のほかには、果物等を少し食べる程度で、大量の笹を食べることで体調がコントロールされているそうです。(笹だけでこの体が維持されているのは驚きです。)

 お昼寝

そのため、良質な笹を継続的に安定して確保することが不可欠であり、様々な場所から笹を調達してきた中、岸和田産の笹が大変気にいったようで、現在岸和田から大半を調達しているそうです。また、パンダはグルメでもあり、あまり前もって刈り取ったものは好まないらしく、担当者の方も色々ご苦労されています。
 これまで、丘陵地区整備課では、竹林により侵食された市有地を維持、管理するため、定期的な伐採を行っております。しかし、広大な土地ゆえ、近隣の皆さまにもご迷惑をおかけしている次第です。そこで、そんな竹をどうにか活用するためにも、また丘陵地区整備課も少しばかりのお手伝いができればと、丘陵地区内の市有地内の適した場所から笹を提供できるよう、アドベンチャーワールドさんと「丘陵地区整備区域における笹の提供に関する協定」(
パンダ協定)を締結しました。

今後も丘陵地区の自然環境の様々な活用を検討していきたいと考えております。

パンダ食事

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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