本文
フクロウの森再生プロジェクト・竹伐採イベントを開催しました
平成27年1月31日(土曜日)山直神社の社寺林を侵入竹から守るために、
竹伐採イベントを岸和田丘陵地区まちづくり協議会との共催で実施しました。
当日は、NPO法人神於山保全くらぶ様の指導のもと、一般参加者と協議会会員、協賛企業から総勢60名の方々にご参加いただいて活動を行いました。
フウロウの森再生プロジェクト
里地里山環境が残る丘陵地区では、豊かな自然の象徴であるフクロウが生息しています。
しかし、現在、放棄耕作地の増加や、放置竹林の拡大などにより、その生息環境が荒廃しつつあります。
「フクロウの森再生プロジェクト」とは、これら放棄耕作地や放置竹林を適正に管理し、良好な里地里山環境の形成を目指す取り組みの総称です。
竹伐採イベントのご報告
作業の前に山直神社に参拝。その後活動場所となる竹林へ移動。
参加者の皆さんは、竹の多さに圧倒されていました。
各グループに分かれて三方向から一斉に伐採作業を開始。
枯竹など、利用用途の無い竹はチッパーシュレッダーで粉砕。
粉砕された竹は、作業ヤードや道路に散布し、防草効果を期待。
あわせて、無煙炭化器を使っての竹炭作りにも挑戦しました。
この竹炭は、農産物への効能を検証するために農地へ散布します。
活動中、吹雪にも見舞われましたが怯まず伐採作業を行い、予定どおり活動を終える事が出来ました。(作業前と作業後の竹林写真)
今回の活動で1000m2の竹を伐採し、そのうち約170本を竹灯籠用として「本町のまちづくりを考える会」にご提供しました。
提供した竹は3月8日(日曜)まちづくりの館の中庭にて『岸和田藩“食の宴”』イベントの竹燈絵として利用されます。
活動の締めくくりに参加者の皆さんで記念撮影。
参加者からは、「知らない人たちと一体感を持って作業が出来、楽しかった。」と感想をおっしゃっておられました。
今後も丘陵地区では、里地里山の保全をテーマに様々なイベントを予定しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
今回のイベントで協賛、ご協力いただいた企業様 一覧
その他外部リンク