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「山直図書館本棚リレー」第4回目は、泉州の昔話を語る「やまどりクラブ」会長の立石しをりさんです
山直図書館「本棚リレー」第4回目は、泉州の昔話を語る「やまどりクラブ」会長の立石しをりさんです
山直図書館に「山手」「農業」「まちづくり」をキーワードに地域情報コーナーを設置しました。合わせて、このキーワードで活躍されている地域の方にお願いして、本を1冊紹介していただく「本棚リレー」のコーナー、第4回目は、泉州の昔話を語る「やまどりクラブ」会長の立石しをりさんです。
おすすめの1冊
『ゆめ』 エズラ・シャック・キーツ/作 木島 始/訳 偕成社
男の子が学校で作ってきた紙ねずみ。寝る前にアパートの窓際で、隣の女の子に「それなにかできるの?」と聞かれます。子どもたちは眠りにつくのですが男の子は寝つけません。なにげない一言が気になって・・・。「それなにかできるの?」
さて、紙ねずみは窓から外に落ちていきます。男の子は、安心して眠りにつき「ゆめ」を見ることができたでしょうか?
絵本は奥が深く、短い文章と絵を読むのは、子どものみならず、大人も充分楽しめます。
立石さんからのメッセージ
泉州地域に伝わる昔話を集め、語り継いでいる「やまどりクラブ」です。毎月第2土曜日、13 時から16 時、山直地区公民館で、昔話を語りあったり、調べたことを発表したりしています。今、昔話の語り継がれている地を尋ねると、昔話が残っているところ、石碑がポツンとあるところ、全く残ってないところなどいろいろですが、遠い昔に思いを馳せながら語っています。
福祉施設などでのお話会や、年に一度発表会を行っています。生の声で心に届くふるさとの昔話をぜひ一緒に語り継いでいきませんか。