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「旭図書館本棚リレー」第7回目は、在宅ケアみよし鍼灸治療院代表の三好直輝さんです
旭図書館「本棚リレー」第7回目は、在宅ケアみよし鍼灸治療院代表の三好直輝さんです
旭図書館にビジネスコーナーがあるのをご存知ですか。仕事に役立つ本のコーナーをぜひご利用ください。ビジネスコーナーで、ビジネスの世界で活躍されている地域の方にお願いし、本を1冊紹介していただく「本棚リレー」の棚を設けています。第7回目は、株式会社はまでん代表取締役の濱出康裕さんからのバトンで、在宅ケアみよし鍼灸治療院代表の三好直輝さんです。
おすすめの1冊
『七つの原理』 丸山 敏秋/著 新世書房
ビジネス書の「7つの習慣」、黒沢明監督の「七人の侍」、虹は「7色」、「ド~シ」は7音、七つ道具など、「7」という数字は様々な場面で多用されています。人間が生きていく上で、必要な最小単位が「7」に集約されるのかもしれません。
人間は誰しもが、幸せに生きていくために、生活をしています。生活(くらしみち)を、幸せにするためには、原理原則があります。その原理を7つにまとめたのが、この本です。すべては繋がっている(全一統体)、出せば入る(発顕還元)、すべてを受容する(全個皆完)、変化と不変(易不易)、対立から合一、そして生成(本書抜粋)などが説明されています。
「本棚リレー」も、今回は「第7回」ということで、不思議な縁を感じます。 是非読んで頂きたい1冊です。
三好さんからのメッセージ
私は、医療保険を使った「訪問鍼灸マッサージ」の事業をさせて頂いております。歩行が困難な高齢者のご自宅に訪問をし、自宅のベッドの上などで、治療をさせて頂いています。
治療において「治療技術」は当然、必須条件です。学校で基本的な事を学び、現場で鍛錬を重ねて磨いていきます。しかし、実際の現場では、コミュニケーションが大事で、「心」が大切になります。
治療技術は現場の経験で積み重ねれます。「心」は、読書により、色々な人の考えを知り、体験を読み、養うことが出来ます。心の器の奥行き、幅、大きさを広げることは治療家としても大切な要素です。
図書館はそういう「自分を成長させてくれる種」がたくさん転がってる場所だと思います。