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「まちに生きる図書館~子どもが育つまちづくり~」講演会が行われました

印刷用ページを表示する 2014年10月13日掲載

9月7日(日曜日)に岸和田みんなの図書館を考える会と共催で、滋賀県東近江市立図書館元館長の巽照子さんをお招きして講演会を開催しました。図書館、学校関係者など39名の参加がありました。

講演会 写真

東近江市立図書館の特色

東近江市は1市6町が合併して7館図書館があります。八日市市立図書館を中心館とし、それぞれ地域の特性を活かした図書館運営をされている取り組みについて話してくださいました。

八日市市立図書館-「地球環境を考える」をテーマにした築30年ぐらいの一番古い図書館。「風倒木」という喫茶コーナーを「人と自然を考える会」、図書館の応援団が図書館からの委託を受け経営している。

永源寺町立図書館-林業と農業の町。農業関係や食育関係の本が充実している。

五個荘図書館-人口1万5千人の町で廃止という話もでたが、現在建替時期だった中学校の中に学校図書館と公共図書館を一緒に並べて運営することになり、現在準備をすすめている。

愛東図書館-人口5千人。公民館の中で図書館法に則り直営で運営している。公民館は地域の人たちが指定管理を受け運営。公民館と図書館と協力して編み物やおりがみづくりなどの場を利用者に提供している。

湖東図書館-芸術と映像資料が充実している。

能登川図書館-「人が生きるということはどういうことなのか」をテーマに健康・医療情報が充実している。喫茶コーナーは障害者の方々の「働き暮らしを守る」場所として運営。

蒲生町図書館-合併した当時はなかった図書館。役場が合併し場所が空いたので、役場の1階を図書館にした。国際交流をテーマにした図書館。

岸和田市には現在本館を含め6館の図書館がありますが、大変参考になりました。他にも、「人の一生を支える図書館」「図書館から外に出かけること」「7つの図書館のつながりから発展していく図書館」「共生の仕組みづくり」「ほんもののまちづくり」「子ども読書推進計画」について話してくださいました。どの内容も、市民との協働、行政、学校との連携が必要だと認識させてくれる内容でした。

参加者の声

・図書館の可能性を感じました。

・何かを望むならそれ相応の長いアクションをしないといけないと思いました。

・意識改革ができました。

・各分館の独自性を大事にしてほしい。

・行政職員や一般市民に向けても講演会をしてほしい。

・広い視野で考えることが必要だと思いました。

・図書館といろいろな場所が関わりあうことによって活性化していく例がたくさん聞けて参考になりました。

・「図書館は教育の中心機関として位置づけられ、市民の生活を支える情報を提供できる施設である」ことをもっとアピールしなければ衰退してしまうと改めて感じました。

・図書館職員はもっと地域を知り、地域に出て行政職員、議員、医療、福祉の方々と協働して、知恵と工夫で人手不足を乗り越えていく必要性を感じました。

・「ひと」の問題がとても重要だと感じる。司書の専門的スキル、図書館の中にとどまらない活動・視野の広さ。影響を与え合う、思いを共有し合えるだけの人の層の厚さも互いの成長のために必要。利便性を追求するだけ、貸借のみのコンビニ図書館が求めらているのは疑問を感じる。

・図書館は地域のひろば、居場所になればいいなと思います。自主運営が望ましいこともたくさんの方々に楽しんでもらえる活動にするために、職員も一緒に作り上げてともに運営できるといいと思います。企画運営するサロンのような図書館が地域にあればいいなと思います。