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第2回子どものビブリオバトルを開催しました
発表者が読んで面白いと思った本を自分の言葉で紹介し、参加者全員でディスカッションした後、「どの本が一番読みたくなったか?」を基準に投票し「チャンプ本」を決めるバトルゲームです。
7月23日(土曜日)、「第2回子どものビブリオバトル」を開催しました。大勢の観戦者の中、子どもたちは緊張しながらも楽しんで発表してくれました。
南野 倖那さん 『ナイチンゲール』 長谷川 敏彦/監修 小学館
観戦スタッフ コメント
「看護士さんになりたい夢があって、ナイチンゲールを読みました。」と選んだ1冊。「病院の端から端まで長いけど頑張っているところが好きです」という話に、ナイチンゲールが患者のために働く姿が目に浮かびました。マンガなので小さなお子さんでも手に取りやすい1冊だと思います。
濱田 翔平さん 『凶夢など30』 星 新一/著 新潮社
観戦スタッフ コメント
「どんでん返し!」「いい意味の裏切り!」この本を一言で表すと・・・と切り出した発表者の言葉です。以前にも似たような作品を読んだからきっとこういうオチだろうと読み進めても、まったく予想していなかったオチになるそうです。「作者は約1200の短編を書いていて、自分はまだ100ほどしか読んでいないが、面白くないと思ったものは一つもない。」「1編が5分程度で読めるので、勉強の合間や、仕事で忙しい人にもオススメ」と作者とこの本に対する思いを熱く語ってくれました。
太田 百美さん 『本好きの下剋上』 香月 美夜/著 TOブックス
観戦スタッフ コメント
一日中本を読んでいないと気がすまない主人公が、知識はあるけれど虚弱体質の女の子に転生してしまう。しかしそこは本が1冊もない世界。「本がなければ作ればいいじゃない!」と本に囲まれて暮らす夢に向かって頑張っていくストーリー。「タイトルの下剋上はどういうところから?」「表紙で主人公が料理をしているが何か関係が?」など観戦者からの質問もあり、本を開く前から興味のわく1冊だと感じました。
吉田 翔登さん 『空中ブランコ』 奥田 英朗/著 文藝春秋
観戦スタッフ コメント
本好きのお父さんから紹介されたという1冊。主人公の精神科医である伊良部先生は、100キロを超える巨漢。一般的な精神科医と違い、彼は患者と関わっていく中で治療をします。たとえば義父のカツラを取りたい衝動を抑えられない患者に本当に義父のカツラを取らせてしまうそうです。様々な悩みを抱えた患者が登場しますが、どうやって治療していくのかが気になる1冊です。
チャンプ本は・・・
約40名の観戦者の投票の結果、チャンプ本は濱田翔平さんの『凶夢など30』に決まりました。濱田さんには館長から賞状が贈られました。
ビブリオバトルも少しずつ浸透してきました。次回開催を楽しみにお待ちください。