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知的書評合戦ビブリオバトルことはじめを開催しました

印刷用ページを表示する 2014年12月26日掲載

12月13日(土曜日)、ビブリオバトルことはじめが開催されました。

発表者紹介 写真 じゃんけん 写真

この日の発表者は6人。発表順はじゃんけんで決まりました。

田中裕雄さん  「水滸伝」 施 耐庵/著 平凡社

水滸伝 発表写真

観戦スタッフからのコメント

言わずと知れた中国文学の超大作。108人の豪傑が出てくるそうですが、その豪傑は人間の煩悩の数にちなんでいるそうです。読書好きでも少し身構えてしいまうかも?という大ボリュームの本ですが、発表者の読書量と話術に圧倒され、思わず読みたくなりました。

藤本直栄さん  「白狐魔記」 斉藤 洋/著 偕成社

白狐魔記 発表写真

観戦スタッフからのコメント

源平合戦の時代を舞台とした児童文学作品。大人が読んでも大満足の内容。あらすじを中心に説明してくださったのですが、朗読を聞いているようで思わず引き込まれました。物語のクライマックスを説明しているところでちょうど時間切れになってしまいました。続きがとっても気になりました。

甘木なな子さん  「西遊記」 呉 承恩/著  邱 永漢/訳 中央公論社

西遊記 発表写真

観戦スタッフからのコメント

「もし元銀行マンが西遊記を翻訳したら?」という副題がこの本にはぴったりだという発表者。多数ある『西遊記』の中でも、紹介していただいた本は「異色の翻訳」とのことでした。セリフなどの描写が現代的に訳されていて、少しのパロディ要素を含んでおり読みやすいのだそうです。

篠本治久さん  「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」 東田 直樹/著 エスコアール出版部

自閉症の僕 発表写真

観戦スタッフからのコメント

会話のできない重度の自閉症を持つ筆者が、中学生の時に綴った著書を紹介いただきました。「言葉が話せないかもしれないけれど、縄文時代にいた人々が(木や風などの)自然の声を聞けたような、その感覚を彼(著者)は持っている」と話されていたのが印象的でした。

山岡弘枝さん  「蝉しぐれ」 藤沢 周平/著 文芸春秋

蝉しぐれ 発表写真

観戦スタッフからのコメント

学生の時に「時代小説もある意味ファンタジーではないか?」と思い、読んだそうです。下級武士の子である少年、牧文四郎と隣家の娘ふくが運命に翻弄されながら成長していく物語である。お互いにほのかな恋心を抱きながら、離れることになってしまった文四郎とふくは、立場が変わって再会することになるのですが...。というクライマックスでまたしても発表時間が終わってしまい、続きがとっても気になりました。

早崎寿さん  「言葉相」 千葉 修司/著 現代書林

言葉相 発表写真

観戦スタッフからのコメント

抱いていた目標がうまくいかず、落ち込んでいた時に読まれた本だそうです。夢を実現するためには大きな目標を立てて、それを発言していくことが大事だとかかれていて、それを生活の中で実行し、目標が達成されていくことを体感しているという実体験を話してくれました。

第1回目の記念すべきチャンプ本は・・・

観戦者の投票の結果、第1回目のチャンプ本に選ばれたのは『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』(東田 直樹/著 エスコアール出版部)でした。チャンプ本の発表者には図書館から賞状が贈られました。

賞状授与 ビブリオバトルで使われた本 写真

これからも引き続き素敵な本との出会いや本を介したコミュニケーションの場を提供していきたいと思っています。次回は3月開催予定です。図書館では「ビブリオバトル」の本の発表者を募集中です。今回初めての開催でしたが、発表者からも観戦者からも楽しかったというお声をいただきました。ぜひ、お気軽にご参加ください。