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「お堀で一箱古本市」を開催しました
11月6日(日曜日)岸和田城お堀端で第1回「一箱古本市」を開催しました。
- 一箱古本市とは
本が好きな人なら誰でも段ボール箱等ひとつ分を“店舗”にし、それぞれが本屋の“店主”となり、想いを込めて選んだ古本を販売するフリーマーケット型の市です。当イベントは、2005年から東京の谷中・根津・千駄木で行われている「不忍ブックストリートの一箱古本市」を参考にしています。
お天気に恵まれ、ご応募いただいた35店舗が千亀利公園内のお堀端にぐるりとお店を並べ、「駅からはじまる 朝日・五私鉄リレーウォーク」の2022年第3回、南海電鉄にご参加の方々もご来場いただき、たくさんの人で賑わいました。
朝11時の開店に向けて、店主のみなさんは朝9時ごろから集まってお店の準備を始めました。
車で荷物を搬入される方は、お堀端の入り口で荷物を下ろし、店舗設営場所まで台車で運びます。
スタッフも店主さんの受付やお手伝いなどをしながら、開始時間を待ちます。
開店前に、店主のみなさんとスタッフで岸和田城を背に、記念撮影を行いました。
図書館長の開会宣言で、いよいよ一箱古本市の始まりです!
一箱に込められた店主さんの思いの詰まった本たちが、本好きの方の元へと旅立っていきます。
看板や展示方法などもみなさん工夫されていました!
図書館ボランティアグループ「だっこ」のみなさんが、「だっこでおはなし会at岸和田城」を開催してくださいました。大型絵本やわらべうたをみんなで楽しみました。
11時過ぎには、ちきりくんも遊びに来てくれました!!子どもから大人にまで大人気!みなさん、ちきりくんと一緒に岸和田城をバックに写真撮影をしていました。
竹あかりワークショップでは、岸和田産の竹でこれからの岸和田の未来を照らす「竹あかり」作りを楽しみました。完成品を笑顔で持ち帰る子どもたちの姿が印象的でした。
多くの方にご来場いただき、本を介してコミュニケーションを楽しむ姿が見られ、「本・人・街」がつながる時間になったと感じられました。
和歌山大学の3名の学生さんを含む7名のボランティアスタッフさんには、開催に向けてのお手伝い、当日の早朝からの準備など、大変お世話になりました。陰で大きく支えてくださったことに厚く御礼申し上げます。
開催にあたり、たくさんの方のご協力・ご支援をいただきました。本当にありがとうございました!
店主さんの感想・ご意見
- 次回あればまた出店したいと思います。
- 来られた方々と色々なお話ができとても楽しい時間でした。
- 初めての経験でしたが、とても楽しかったです。来年も是非継続してイベントしてほしいです。次はこんな本を売りたい、こんなお店にしたいといろいろ夢がふくらみました。
- 最初は勝手がわからず、準備が大変そうと思ったがやってみると「案ずるより生むが易し」だった。本を買ってくれた方との会話も楽しめた。何より好天に恵まれて人出もあったのが良かった。最初の試みとしては大成功だったと思う。来年も開催してほしいが、できれば雨天対策も考えてください。本箱作りの箱は大変役に立った。これも来年もあれば。
- 今日は南海電車ウォーキングの方がたくさん通りがかったので、にぎやかでしたが、古本市のみのお客様となると少なかったと思います。次回は、古本市+飲食の店+雑貨販売など組み合わせ、お城まつりのように開催するのが良いと思います。
- 「私におすすめなのはどれですか」と言われ、ちょっとした司書気分まで味わえた。特集記事に目を通しておいてよかった。彼女にぴったりの一冊を選べた。
- 大変楽しく一日過ごさせていただきました。子どもが出店するということで色々配慮していただき有難うございました。なかなかさせてあげられない経験をさせてあげることができ、本人の自信にもつながったと思います。(母)いっぱい売れてよかった。(8歳)
- 本を通じていろんな話ができて楽しかったです。
- 続けて古本市やってください。
- 予想以上に売れたのでびっくりしました。本好きな人が多い証拠ですね。また本好きな人に読んでもらえることが嬉しいです。本について、作者について、色んな人と対話できたことも楽しかったです。お天気にも恵まれ楽しい一日でした。
- 本箱づくり、スリップづくりのetc.準備の段階からとても楽しかったです。ありがとうございました。また開催されたら参加したいです。
- 思わぬ出会いから会話が楽しく生まれました。5冊の売上で5回とも味わいの違うやりとりができました。「一箱古本市」内でカフェは難しいかもしれませんが、同時併設で横にコーヒー1杯くらい購入できる枠があるといいのかもと話しました。「本+一杯」お城と岸高の間でとても居心地の良い日を過ごしました!
- お天気も良く、色々な方々と出逢いがあり、楽しく参加できました。