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歴史カフェ「摩湯山古墳・久米田貝吹山古墳とヤマト王権の形成」を開催しました(岸和田ブックフェスタ2023・春)
5月6日(土曜日)、八木市民センターで、歴史カフェ「摩湯山古墳・久米田貝吹山古墳とヤマト王権の形成」を開催しました
岸和田ブックフェスタの歴史カフェは、「久米田の歴史」を中心にいろいろなテーマで開催しています。今回のテーマは「摩湯山古墳・久米田貝吹山古墳とヤマト王権の形成」ということで、古墳に関心のある方が市内外から21名参加してくださいました。
講師は、岸和田市図書館友の会 副会長の杉原富人さん。毎回、たくさんの資料を読み込み、ご自身の推察も含めてお話してくださいます。
「4世紀中ごろ築造された全長200メートルをほこる摩湯山古墳の被葬者は?」「久米田貝吹山古墳とはどっちが古い?」など興味深いお話が聞けました。
歴史カフェは、講師の話を聞くだけでは終わらず、参加者全員の自己紹介もあるのがおもしろいところです。人によって関心を持つポイントが違い、それもまた学びにつながります。
6月には図書館友の会公開講演会「ヤマト政権と摩湯山古墳・久米田古墳群」もありますので、関心のある方はぜひご参加ください.
紹介された本
- 「和泉市の歴史10―信太山地域の歴史と生活(地域叙述編)」 和泉市史編さん委員会/編
- 「和泉市の歴史6―考古・古代・中世(テーマ叙述編1)」 〃
- 「倭国古代国家への道」 古市 晃/著 講談社
- 「空白の古代日本史」 水谷 千秋/監修 宝島社
- 「4世紀のヤマト王権と対外交渉―東アジア情勢と古墳の変化―」(大阪府立近つ飛鳥博物館平成30年度秋季特別展) 大阪府立近つ博物館
- 「岸和田市史 第1巻」 岸和田市史編さん委員会/編 岸和田市
- 「卑弥呼とヤマト王権」 寺沢 薫/著 中央公論新社