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「DIYでまちライブラリーの本棚をつくろう!」を開催しました。
11月12日(土曜日)、つどいの場たんぽぽ(内畑町)で、岸和田市制施行100周年記念事業・岸和田ブックフェスタ2022秋「DIYでまちライブラリーの本棚をつくろう!」を開催しました。
※今回のワークショップは、新図書館みらいラボ古民家PJのみなさんと企画し、当日に向けた準備や後片付けなども一緒に行いました。講師をしてくださった中原氏、本箱の木を提供してくださった松本氏も、古民家PJのメンバーです。古民家PJでは岸和田市内の空き家となっている古民家を活用していこうと活動しています。ご興味のある方は図書館までご連絡ください。
秋晴れの中、小さなお子さんと一緒に参加してくださったご家族もいらっしゃいました。子どもたちは庭でのシャボン玉遊びを楽しんでいました。
ワークショップでは、まずは講師の中原氏から本箱づくりについての説明です。
今回ご用意してくださったのは、本箱の裏が斜めにデザインされているおしゃれな本箱です。岸和田産の木材の端材を利用しての作業でした。
釘を打っていきますが、今回持ってきてくださった釘には2種類あり、ステンレスの釘(写真左)と、鉄の釘(写真右)です。
大工さんが釘を銜えているイメージがある方もいらっしゃると思いますが、あれにはちゃんと意味があるとのこと!鉄釘に水分をつけて木に打ち付けると木の中で釘が錆るので、木と釘がしっかりと固定されるそうです。また、ステンレスの釘は、ギザギザとした切れ込みが入っていることで木と固定されるとのことです。
どちらの釘でもよいとのことで、参加者のみなさんは好きな方の釘を使って作業されました。
既に講師により箱になるようにカット済みの木を使い、みなさん釘と金槌で本箱に仕上げていきます。参加されていたお子さんも、楽しそうに金槌で釘を打ち込んでいました。
ズレのないように1人が木を固定し、もう1人が釘を打ち、2人1組で作業を進めました。隙間やズレの修正を講師に指導いただきながら、時間内に完成しました。
まちライブラリーに本箱をセットし、さっそく絵本などを並べました。
古民家に素敵な絵本コーナーが完成です!そして、本箱の前で参加者のみなさんで記念撮影をしました。
図書館ではこの空間が「人・本・街」がつながる場所になりますように、恒例の春・秋のブックフェスタで何かイベントを開催できたらと考えています。図書館のHPや館内掲示板などでもお知らせしていきますので、興味のある方はご参加ください!