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おもに市民が行うための一次救命処置(心肺蘇生法など)

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2021年3月31日掲載

救命処置の流れ

 

 

周囲・自身の安全の確認

 倒れている人に近づく前に周囲を見渡して、安全かどうかを確認する。

反応を確認する

 反応がなければ・・

  • 大声で叫んで周りの人に助けを求める。
  • 「あなたは119番通報をしてください。」「あなたはAEDを持ってきてください。」と具体的に指示する。

呼吸の確認(=心停止の確認)

 倒れている人が「普段どおりの呼吸」をしているか胸とお腹の動きを見て10秒以内で確認します。胸とお腹の動きを見るときはあまり近づきすぎない。

普段どおりの息をしている

 回復体位にして様子を見守りながら救急隊の到着を待ちます。

普段どおりの息をしていない

 心肺蘇生法へ

心肺蘇生法

 (1)口・鼻をハンカチ等で覆う。

 (2)胸骨圧迫

  ・圧迫位置(胸の真ん中・乳児は両乳頭を結ぶ線の少し足側が目安)
  ・圧迫は強く(傷病者の胸が約5cm沈むまで)
  ・速く(1分間に100回から120回)
  ・絶え間なく(中断を最小にする)
  ・圧迫解除は胸がしっかり戻るまで

 (3)人工呼吸は行わない。

  ※小児の場合、家族等で人工呼吸の訓練を行った事があれば実施して下さい。

 (4)AEDを装着した際の一次中断や救急隊に引き継ぐまで、または傷病者が動き始めるまで

  胸骨圧迫を繰り返します。

AED装着

 (1)AEDによる心電図解析

   AEDが患者の心電図を調べて、心臓に対して除細動(電気ショック)が必要か否かを

  判断します。

電気ショックが必要な場合(AED)

 電気ショック1回、その後、直ちに胸骨圧迫を再開し、2分間行います。

2分後にAEDが再び解析を行います

電気ショックが必要ない場合(AED)

 直ちに胸骨圧迫を再開し、2分間行います。

2分後にAEDが再び解析を行います。


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