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『津波』を想定した避難訓練【春木中学校】
9月7日の土曜参観の日に、『津波』を想定した避難訓練を
実施しました。各学級で南海トラフ地震について授業を
行ったあと、非常ベルを鳴動させて訓練を開始しました。
『学校危機管理マニュアル』に従って、負傷者の救助や
応急救護の訓練も併せて行いました。
実際の避難場所はラ・パーク駐車場屋上(南海線より山側に
逃げることが基本)ですが、生徒と職員約500名が集合できる
場所がなかったため、岸和田競輪のご厚意で、春木中学校
から約1.2km離れた第四駐車場を使わせてもらいました。
非常ベル鳴動からグラウンドに集合、移動、第四駐車場での
整列・点呼まで23分7秒で完了しました。反省点も多かった
ですが、はじめての訓練にしては良くできていたと思います。
岸和田市消防本部にもご協力をいただき、訓練で気づいた
ことや注意してほしいことを講評していただきました。
南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)で、
岸和田市は、最大震度6弱、最短津波到達時間93分(1m高)、
最大津波高4.4mと想定されています。
春木中学校は、海岸線から直線で約600m、海抜は約4mに
位置しています。また、校区の道幅の狭さや、家屋の倒壊、
人の殺到などを考慮すると、津波に対してより迅速・的確な
避難行動が求められます。生徒一人ひとりが「命を守る行動」を
とれるように、今後も避難訓練を積み重ねていきます。