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本市では、災害時の被害を最小限にとどめるため、市民の皆さんに防災に関する知識の習得や危険箇所を把握していただくことを目的に「岸和田市総合防災マップ」を作成し、防災情報の提供を行っています。
今号では、総合防災マップの最低限知っていただきたい活用方法を紹介します。
総合防災マップには、主な災害の仕組みや気をつけるべきこと、注意報・警報などの気象情報や災害・防災情報、地震・津波・洪水・土砂災害・高潮のハザードマップも掲載しています。自分が生活している地域にどのような災害の可能性があるのかを知り、日頃からの備えを心掛け、万が一の災害時に冷静に対応できるよう、ぜひ、ご活用ください。
「岸和田市総合防災マップ」は、3月31日までに市内のご家庭や事業所、店舗に全戸配布しています。また、市役所本館受付や危機管理課、各市民センターに備えつけているほか、市ホームページでもご覧いただけます。
問合せ 危機管理課 電話:072-423-9437 ファクス:072-423-6933 電子メール:kkanri@city.kishiwada.osaka.jp
ハザードマップで自宅などの浸水状況を確認し、災害時に取るべき行動を考えてみましょう。
※ 他のハザードマップも下記QRコードから確認できます。
総合防災マップの指定避難所一覧表(53~58ページ)で施設名や住所を確認し、自宅や勤務先から避難所までの安全な経路を考えてマップ内に記入しましょう。
実際に歩いてみて、避難所までの距離や、移動にかかる時間などを確認しましょう。
総合防災マップの52ページを参考にし、いざというときのために準備しておきましょう。
災害発生時の危険度を理解し、的確に避難行動が理解できるように5段階の「警戒レベル」でお伝えしています。岸和田市が出す警戒レベル4までに必ず避難しましょう。
総合防災マップの裏表紙の『わが家の防災メモ』を使い、避難所や家族の連絡先を記入しておきましょう。また、気象台や岸和田市から発表される情報を目安に、「いつ、何をする?」などの避難行動計画を普段から考えておきましょう。
いつ地震が発生しても慌てないように、どのような行動を取るべきか考えておきましょう。
「地震がおさまったからもう大丈夫!」と安心せずに、二次災害に備えることが大切です。
総合防災マップ33・34ページ [PDFファイル/789KB]
テレビのデータ放送(dボタン)や天気予報、ニュース番組で防災情報を確認するようにしましょう。
防災行政無線は、災害発生時、市内各所に設置した屋外拡声器により岸和田市の災害情報や避難情報などを一斉伝達します。
注意報・警報などの気象情報、地震・津波・土砂災害時の避難情報など、最新の防災情報がメールで届きます。
南海トラフ巨大地震が発生すると、岸和田市内の最大震度は6弱、地震発生後約93分で最大4.4メートルの津波が到達すると想定されています。テレビやラジオなどの情報に注意し、南海本線より東側(山側)へ徒歩で避難しましょう。また、津波は何度も押し寄せてきます。水が引いても安全が確認できるまで避難場所などに留まりましょう。
震災時の渋滞イメージ
「車で避難する方が早い!」それは大きな間違いです。渋滞して逃げ遅れてしまったり、交通事故を起こしてしまう可能性があります。
津波襲来に気づくのが遅れた人や、迅速に避難できない人が一時的に緊急避難・退避する施設です。
総合防災マップ37・38ページ [PDFファイル/1.1MB]
I don't understand "Disaster Prevention Map" in Japanese.Please tell me how I can use that.
(日本語の防災マップはわからない。どうしたらいいか教えてください。)
そんなときはスマートフォンアプリを使って翻訳してみましょう。操作方法などは総合防災マップの59ページをご確認ください。スマートフォンさえあれば、誰でも簡単に翻訳することができます(108言語対応)。
避難所は、3密(密閉・密集・密接)が生じやすい場所です。可能な限り衛生的な環境を確保するよう努めますが、市民の皆さんも感染症対策にご協力をお願いします。