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広報きしわだ 令和元年(2019年)6月号8・9面

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2019年5月31日掲載

だけじゃない、ケイリン-岸和田競輪場の魅力探訪-

 日本には現在、43の競輪場があります。そのうちの一つがここ、岸和田にあるのはご存知ですか?
今号では、公営競技事業「だけじゃない」競輪場の役割や、スポーツとしての魅力に迫ります。
問合せ 公営競技事業所(電話:072-422-4846)

競輪の歴史-公営競技事業の役割-

 競輪の歴史は古く、太平洋戦争が終結した3年後の昭和23年7月に産声を上げました。同年8月に公布された自転車競技法に基づき、今に至るまで実施されています。
 当時、全国の自治体は財政難に直面していました。本市も例外でなく、昭和23年3月市議会では「事務費を賄うだけでも事欠くような財政状況である」との発言が記録に残っています。そんな中、国や自治体が取り入れたのが日本初の自転車競技「競輪」でした。手探りで始まった競輪は予想以上の成功をおさめ、財政難の打開策として全国に普及しました。
そして昭和25年、岸和田競輪場で記念すべき第1回市営競輪が開催されました。
 これまで競輪事業は本市財政に600億円以上寄与し、教育やまちづくりなど市民生活に不可欠な事業に関わってきました。また、施設の愛称を決める権利を与え、広告収入を得るネーミングライツを導入(今年度から愛称が「ブッキースタジアム岸和田」に決定)するなど、今後も収益事業として継続、発展するべく、事業展開をしていきます。

競輪、そして岸和田競輪場の今

 競輪(ケイリン/KEIRIN)は、2000年からオリンピックの正式種目に採用されています。柔道に次ぎ2番目となる日本発祥の競技として、世界で注目されています。
 自転車競技の機運が高まる中、本市では、平成23年度にサイクルピア岸和田BMXコースを新設しました。本施設は、2年後の5月に開催される生涯スポーツの国際総合競技大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」BMX競技の舞台に選ばれています。
 競輪場を競輪、BMX、ロードバイクなど自転車の総合競技施設として運営し、学生の自転車競技大会を実施するなど青少年育成にも寄与しながら、地域に根差した自転車競技の発展をリードしていきます。

スタート前の写真 スタート前。静かな緊張感が周囲を包み込む。

学生の大会 学生の自転車競技大会の舞台としても活用。

健闘門の写真 レース入場の場面。それぞれの決意を胸に。

ゴール前のシーン 昨年、岸和田競輪場で開催された高松宮記念杯の様子

一度はおいで、岸和田競輪場へ

 競輪場は、自転車競技を楽しむだけでなく、子育て世代が気軽に使える育児スポットなどもあります。
ここでは、競技の見所や競輪場の施設をご紹介。
 みなさんも、ぜひ一度足をお運びください。新たな発見や驚きがあるかも!?

児童公園

公園の様子

 閑静で落ち着いた雰囲気の公園。実はここ、競輪場内にあるんです。
 敷地内には滑り台やジャングルジム、砂場などがあって、子どもの遊び場として最適です。施設内にあるため、道路に飛び出す危険性がなく、安心感も十分。
 公園の隣には競輪施設と別棟のキッズルーム(テレビ・ソファ付き)や授乳室、清潔な女性用トイレも併設。知られざる便利な「遊び場」です。
 レース開催期間以外は無料で入場できるので、気軽にご利用を。

ガールズ競輪

白井さんの写真

 凛とした表情が印象的な彼女の名は白井美早子さん。実は彼女、プロの女子競輪選手なんです。
「きっかけは北京五輪のTV中継。ケイリンで日本人選手がメダルを獲得したのを見て、プロを志しました。」
 現在、約120人もの女子競輪選手がひしめき合うガールズ競輪。白井さんはその1期生でもあります。
「身体能力の差を、駆け引きや自転車のセッティングで覆せるのが競輪の魅力。時速60キロ以上で走るスピード感をぜひ生で体感してほしいですね」

ライン走行

ライン走行

 競輪は、単にスピードが速い選手が勝つ訳ではなく、駆け引きや作戦が勝敗を決するのが面白い点。
特に重要なのが、他の選手と連携して一列に走る『ライン走行』です。
 自転車競技最大の敵は「風」。前方からの風圧を避けるため、先頭選手が風除けとなり、後続の選手は後方にぴったり張りついて走ります。競輪は個人戦であり、チーム戦でもあります。
 例えば同郷の選手でラインを組んだりするのが一般的で、チーム同士の駆け引き、せめぎ合いも競技の見所です。

BMX競技

BMXの様子

 オリンピック種目として採用されているBMXを堪能できる施設が、競輪場横のサイクルピア岸和田。
 特徴は何と言っても圧倒的な間口の広さで、時には世界で活躍する選手とビギナーが一緒に走ることも。
そして、見逃せないのが料金設定。バイクやヘルメットなど備品レンタル料、そしてコース使用料まで無料! 
 例えば中学生以下なら、スポーツ安全保険料1,585円の負担で1年間楽しめます。施設スタッフも自転車競技のエキスパート揃いなので安心です。

愛される競輪場を目指して

 競輪と聞いて皆さんは何をイメージしますか。「ギャンブル」とか、「ガラが悪い」などでしょうか。
これらは、私自身が競輪場で勤務するまで持っていた印象でもあります。
 確かにお金を賭け、レースを予想し、的中すれば配当金を得る「ギャンブル」に間違いありません。競輪場には、時に大声で選手に檄を飛ばす人もいらっしゃいます。
しかし、競輪は公営競技として自治体財源の一部を担うほか、自転車競技振興事業への補助など社会貢献の側面もあります。
 競輪の出場選手の中には、オリンピック出場経験者もいます。そうした世界的プロスポーツを生で観戦できる場所が「競輪場」です。
ぜひ一度競輪場に足を運んでいただき、まずはレースを観戦してもらえればと思います。
 なお、岸和田競輪場は開設から約70年が経過し、施設の老朽化が進んでいるため、本年度から令和4年3月までリニューアル工事を予定しています。
 競輪場が自転車競技場として、より多くの人に愛され、親しまれる施設となるよう努めていきます。
今後もご理解の程、お願い申し上げます。

河本主任の顔 公営競技事業所 河本主任

トップレースを目の前で「感じる」

 トップレーサーのみが走ることを許される最高レベルの大会、それが「G1」です。
 シーズンのうち、全国でたった6回しか開催されないG1のうち、今年6月の「高松宮記念杯」は岸和田で開催されます。
 トップレベルのアスリートが眼前で繰り広げるレースの「臨場感」は想像以上の迫力。プロスポーツを間近で見られる機会なので、これを機に岸和田競輪場へ足を運んでみませんか。
開催日程 6月13日(木曜日)~16日(日曜日)
開門時間 午前10時
入場料 50円
※ 無料駐車場あり

チラシ


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