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救急救命士が気管挿管病院実習を修了

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2004年8月10日掲載

 8月9日(月曜日)午前10時、市立岸和田市民病院で市消防本部雪本貴司隊員が気管挿管病院実習の修了証明書を松倉茂院長から授与されました。
 泉大津市、和泉市以南の泉州地域の9消防本部と9救急病院、医師会などでつくる泉州地域メディカルコントロール協議会《会長 横田順一朗(大阪府立泉州救命救急センター所長)》では、これまでに医師にしか認められなかった気管挿管が、7月から認定を受けた救急救命士ができるようになったことを受け、認定に必要な病院の手術室で30回以上の実習を同協議会に参画する市立岸和田市民病院、和泉市立病院、泉大津市立病院、府中病院、市立泉佐野病院の5病院で行っています。
 今回、雪本隊員は市立岸和田市民病院森山享麻酔科部長の指導のもと実習を受け、大阪府内で3番目、泉州地域では初めての修了者となりました。

修了証明書を授与される雪本隊員

気管挿管方式とは 1分1秒を争う救急救命の現場では、患者の気道の確保(呼吸をするために気管に酸素を確実に送り込むこと)が非常に大切です。これまでは食道閉鎖式《食道を閉鎖して(気管だけが開いている状態にして)酸素を送り込む方式》を採用していました。しかし、この方法では嘔吐が激しい場合の吐しゃ物や、出血が激しい場合の血液などの異物が酸素とともに気管内に送り込まれてしまう可能性もあり、それによって気道が確保できないという不確実性がどうしても払拭できない状態でした。
 しかし、気管挿管方式では、気管に直接チューブを挿入して酸素を送り込むため、異物が気管内に送り込まれる危険性を抑え、確実に酸素を送り込むことが可能になり、これまでは気道の確保が難しかった症例でも安全・確実に気道を確保することができるようになります。
 この技術の導入によって、生命の危機に瀕した市民をより安全確実に医師のもとに送り届け、救命率を向上させることが期待されています。


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