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薄紫色のチーゼルの花が開花

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2002年5月29日掲載

 岸和田市上町の100坪の田の一角に、約500株のチーゼルが薄紫色の小さな花をつけています。
 背丈は約1m60cm。チーゼルは小さなとげ状の葉が集まっており、高級繊維の生地を毛羽立たせるために使われます。かつて泉州地方では多く栽培されていましたが、繊維工業の衰退とともに栽培されなくなりました。

チーゼルの花の写真

 現在、府内で栽培しているのは、この上町だけになってしまいました。納入先の岸田喜代門商店によると、チーゼルの栽培は約1年半がかりで、春先に種をまき、次の年の6月中旬~下旬の梅雨の時期にかけて収穫します。最近では、盛んに栽培されていた頃の懐かしさもあり、問い合わせや見物にくる人も多くなっています。
 チーゼルは10日間ほど乾燥させたのち、注文の都度、出荷しています。大半を泉大津の毛織工場に、また、愛知県一宮市の毛織工場にも出荷。また、種として茨城県のチーゼル栽培業者にも出荷しています。


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