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8月29日(土曜日)、NPO法人ドゥールースと(一社)岸和田シティプロモーション推進協議会の共催で、施設の老朽化によりリニューアル工事が始まっている岸和田競輪場バンク内にて、通常は自転車以外の走行ができない競輪場バンクを、「どうせ壊すなら!」と改修前に開放し、楽しんでもらおうと、「サイクルパーティ 番外編」が開催されました。
『バンクへお絵描き』や『スケートボード走行会』、そして隣接するサイクルピア岸和田BMXコースでは『BMXスクール』が行われました。
バンクを巨大キャンバスに見立てた『バンクへお絵描き』は、グラフィックアーティストCook(クック)氏によるカラフルなアートペイントが圧巻で、大きく描かれた岸和田競輪のマスコットキャラクター『チャリオン』も大迫力でした。
子どもたちもチョークで思い思いの絵を描いて楽しんでいました。
『スケートボード走行会』では、小中学生~大人まで参加していました。バンクの端の方はかなりの傾斜にもかかわらず、怖がることなく勢いよく滑って行く子どもたちに感心するばかり。中学生の男の子は、「広くて気持ちいい!」と笑顔で話してくれました。
アートペイントの上をボードに乗って走り抜けていく姿は、文字通り絵になっていました。
酒井亜樹選手指導のもと行われた『BMXスクール』では、子どもたちが酒井選手の説明を熱心に聞いていました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、事前申し込みのみ、参加者も少人数に絞り、時間入れ替え制での開催となりましたが、参加した人たちは、残暑の夕暮れ時、感染対策をしながら、それぞれがこの時にしかできない貴重な経験を楽しんでいるようでした。