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11月15日(金曜日)、尾生町の樋口治一郎さんのみかん畑にお邪魔しました。樋口さんは、いずみの農業協同組合 柑橘生産出荷組合の出荷組合長で、御年96歳!約500坪の広大な畑で息子さんご夫婦と一緒にみかんを栽培しています。この日の収穫には、樋口さんのお孫さんも子どもたちを連れてお手伝いに来てくれ、賑やかな収穫作業となりました。
約500坪のみかん畑
お孫さんも子どもたちを連れて収穫のお手伝いに
みかんは、収穫時期によって「極早生(ごくわせ)」「早生(わせ)」「中生(なかて)」「晩生(おくて)」に分類されているのをご存じですか。今は、早生みかんの収穫が最盛期を迎えています。今年はいつまでも暑い日が続いたことで色づきが遅いとのことですが、甘さは充分とのこと。樋口さんのみかんは甘さに定評があるそうです。
丸々と美味しそうなみかん
樋口治一郎さん、御年96歳!まだまだ現役です!
みかん狩りでは大胆に手でみかんをもぎ取りますが、みかんの収穫では、刃の長さが短く刃先が丸い専用のハサミを使い、果実を腐敗や傷から守るために「二度切り」という切り方をします。一度目は果実から離して切り、二度目はハサミで果実を傷つけないように果実ギリギリのところで切ります。私たちもチャレンジさせてもらいましたが、樋口さんたちが収穫する速さとは大違いでした(笑)。
収穫には刃が2~3cmと短く、刃先が丸い専用のハサミを使います。
刃が短いと小回りが利くため刃先が実に当たりにくく、傷をつけるリスクを減らせることができます。
二度切りの二度目は、果実ギリギリのところを切ります。
広報広聴課職員もチャレンジ!
「美味しいね」
新しい苗木も植えられていました。3~5年で実がなるそうです。
みかんに豊富に含まれるビタミンCには免疫力を高める働きがあり、風邪の予防になると言われています。みかんを食べて、寒い冬を元気に乗り切りましょう。
最後に記念撮影。ご家族の仲の良さが伝わってきます。