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「声で命を繋ぐ」消防・通信指令員

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2024年11月13日掲載

​ 11月8日(金曜日)、泉州南広域消防本部(泉佐野市)で通信指令員が119番通報の対応能力向上をめざし、口頭指導技術などを学ぶ「泉州通信指令員救急教育コース」が開催され、7つの消防本部(堺市・和泉市・泉大津市・忠岡町・岸和田市・貝塚市・泉州南広域消防本部)の各通信指令員が受講しました。
 「泉州通信指令員救急教育コース」は、口頭指導をはじめとした救急通報対応に必要な知識及び技術を通信指令員が学ぶとともに、指導的立場にある通信指令員と救急隊員間で意識共有を図り、地域の救命率を向上させることを目的に年に一回開催され、今年で5回目になります。
 通報対応シミュレーション訓練では、実際に119番通報や心臓マッサージなどの応急手当の経験が無い人が通報者役になり、臨場感・緊張感あふれる訓練になりました。訓練後は通報者役も含めディスカッションで良かったところや悪かったところが話し合われました。

通報対応シミュレーション訓練の様子。急病人を見ながら119番通報する女性
70歳高齢男性が突然倒れたという想定で行われた訓練

状況を聞き取る通信指令員
状況を聞き取る通信指令員

モニターで訓練の様子を見る訓練参加者たち

モニターで訓練の様子を見る他の消防署の通信司令員

急病人に胸骨圧迫をする協力者の男性
胸骨圧迫をする男性

振り返り、ディスカッションする参加者
訓練を振り返り、ディスカッションする参加者​

 通信指令員は、傷病者の救急要請において緊急度や重症度を判断のうえで通報者に適切な応急手当の指導をし、救急隊には現場ですぐに救命処置ができるよう状況を伝える大切な役割を担っています。「声で命を繋ぐ」通信指令員は、訓練を重ね、日々、通信指令業務の向上に努めていきます。


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