本文
10月15日(火曜日)、東葛城小学校の東葛ふれあいファーム(河合町)で、地域のふれあい委員やJAの若手職員の協力のもと、稲刈りとサツマイモ掘りが行われました。
学校を出て10分ほど歩くとファームに到着。6月に子どもたちが泥んこになって植えた苗からたくさんの稲穂が実り、田んぼが黄金色に輝いていました。
今年は、3~6年生が稲刈りをし、幼稚園児と1・2年生がサツマイモ掘りをしました。高学年は慣れた手つきでどんどん稲を刈っていきます。何度も経験しているのと、お家のお手伝いをしている児童もいて、カマの使い方が上手で感心します。稲刈りが初めての児童は、最初ぎこちない手つきでしたが、大人たちに刈り方や稲の束ね方を教えてもらいながら、だんだんコツを掴んでいきました。
6年生の児童は慣れた手つきで、刈るスピードも速い!
高学年の働きっぷりは見ていてとても頼もしかったです
ふれあい委員さんに刈った稲の束ね方を教えてもらっています
田んぼには、コオロギやバッタがそこかしこにいます
カマキリの卵(卵鞘)。小さな卵が200~300個入っていると子どもたちが教えてくれました。
サツマイモ掘りでは、園児と低学年の児童たちが掘りやすいように、ふれあい委員がスコップで土をほぐしてくれました。大きなお芋や何本もつながったお芋が掘れると子どもたちは大喜び。
小さな手で一生懸命土を掘り出す姿はとても可愛らしく、大人たちがその姿を見守る眼差しが優しく「地域で子どもたちを育てるということはこういうことなんだなぁ」と改めて感じました。自然の中で、身をもって農業について学べる経験はなかなかできるものではありません。学校に戻るときに児童が一列に並び、お世話になった皆さんに向かって「ありがとうございました」と深々とお辞儀をする姿に、感謝の気持ちが表れていました。
収穫したお米とサツマイモは、後日給食で食べるそうです。自分たちで植えて収穫したお米とさつまいもをおいしそうに頬張る子どもたちの笑顔が目に浮かびます。
こんなにたくさん収穫しました!