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久米田池にコウノトリが3羽も飛来しているとの情報をいただき、1月16日(月曜日)の朝、久米田池へ。残念ながらコウノトリを発見することはできませんでしたが、前回の撮影に続き、ヘラサギを発見!今回は午前中に行ったからかよく動いており、大きくくちばしを開けて餌を食べているところを見ることもできました。
大きくくちばしを開けたヘラサギ
そしてこの日は、『ツクシガモ』を見ることができました。ツクシガモは日本には冬鳥として渡来しますが、特に有明海を中心とした九州北部で渡来数が多く、和名の『筑紫鴨』はこれに由来するそうです。よく見かけるマガモとは色が全然違い、くちばしは赤く、頭部は黒色、体は白色で、背から胸に栗色の広い帯があるのが特徴です。カモもいろいろな種類がありますね。
ツクシガモ
マガモとツクシガモ、奥に小さく見えるのはオナガガモ
ダイサギとアオサギ
池のなかにはサギやカモのなかまがいろいろ見られます。
サギのなかまとカワウ。カワウはアオサギなどと同様、1年中見られます。
一斉に餌をつつくオオバン
蜻蛉池公園の大池でもよく見られるヒドリガモ。
水草を好んで食べます。
大阪市から月に2、3回は久米田池に野鳥の観察に来るという男性は、「5日程前にコウノトリがきていたそうですよ。ここ(久米田池)は、シギやチドリも珍しいのが飛んで来るので、おもしろいですよ。」と話してくれました。
皆さんも久米田池で野鳥の観察はいかがですか。その際は暖かくしてお出掛けください。
※久米田池のカモやサギは自然の餌を食べていますので、餌などは持ち込まないでください。