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平成30年3月26日(月曜日)、岸和田市と写真関連の業者である「フォトメイト」は、『災害時における無人航空機(ドローン)による協力に関する協定』の締結式を行いました。
この協定は泉州地域では初めての取り組みとなるもので、被災状況等の情報収集を的確かつ効率的に進められることを大いに期待しています。
この協定は、本市域において、災害が発生した場合において、市からの要請に対し、フォトメイトが無人航空機(ドローン)を活用して、被災状況等の情報収集を行うものです。
永野市長は、「今回の協定は、岸和田市民にとって非常に心強いものです。今後とも、災害の備えを充実・発展させていきます。」と、災害時のご支援に感謝を伝えました。
フォトメイトの代表である滝口雅之氏は、「災害時、人が入れない危険地域でもドローンであれば情報収集が可能です。岸和田に災害が起きた際、何かお手伝いがしたいと思い、打診しました。」と、協定を結ぶきっかけをお話しくださいました。
署名後、担当者の滝口倫之氏がドローンを飛ばすデモンストレーションを行いました。
室内だったためあまり高く飛ばせませんでしたが、ドローンならではの情報収集の可能性に頼もしさを感じました。
ちなみに「ドローン」の語源は諸説ありますが、飛行する際のプロペラ音が雄ミツバチの羽音に似ているので、雄ミツバチの意味を持つ「drone」と呼ばれるようになったという説があるようです。
災害時にはドローンが被害状況を運んでくれますが、やはり災害は起きてほしくないもの。
いざというときのために、避難所の確認や防災セットの準備など、万全の備えをしておきましょう。