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阪南2区人工干潟で生き物一斉調査

記事ID:[[open_page_id]] 更新日:2012年6月6日掲載

6月3日(日曜日)、岸和田市沖合いの埋立地、阪南2区の人工干潟で自然資料館による「大阪湾生き物一斉調査2012 泉州の河口と干潟」が行われました。
前日の2日(土曜日)には大津川河口でも開催され、この日は2日目となります。

人工干潟の写真

阪南2区の人工干潟は普段は立ち入ることのできない区域で、また、採取した生き物について専門の学芸員などから解説を受けられるということもあり、定員を大幅に上回る申し込みがありました。

運良く抽選に当選した参加者約30人は、自然資料館から阪南2区までバスで移動し、10分近く護岸を歩いて人工干潟に到着しました。

干潟へと続く護岸
干潟へと続く護岸の写真

人工干潟は、平成16年に関西電力株式会社が堺市に設置したLNG基地の桟橋建設で発生した浚渫土砂(約33万立方メートル)を活用し、水生生物や鳥類の生息空間を創出することを目的として整備されました。
生物のサンクチュアリ(聖域)とするため、護岸で阪南2区とは繋がっていますが、研究・調査など以外ではその護岸自体にも立ち入ることが出来ず、孤島のようになっています。

学芸員から立ち入り禁止箇所の説明などを受けた参加者は、虫取り網やスコップなどを手に、潮が引いた干潟の思い思いの場所に散らばって、生き物を探しました。

注意事項を説明する学芸員の写真

砂を掘ると、アサリやヤドカリが採れ、 海水が残っている場所ではハゼが採れました。

砂を掘る親子の写真

魚を探す参加者の写真

人工干潟の周りを囲む護岸付近の岩をめくると、大きなイワガニも採れました。

岩をめくる親子の写真

脱皮したばかりのガザミ(ワタリガニ)も見つかりました。
この時は触ると柔らかかったのですが、1日も経つと通常の甲羅の硬さになるとのことでした。

ガザミの写真

環境省レッドリストで絶滅危惧2類(VU)とされているハクセンシオマネキも参加者が発見しました。

ハクセンシオマネキを持つ参加者の写真

人工干潟にいたハクセンシオマネキ
ハクセンシオマネキの写真

子ども達も普段あまり目にすることのない生き物がいたりして、大喜びで、当初の予定よりも長く人工干潟にとどまり、様々な種類の生き物を採取しました。

学芸員から説明を聞く参加者。手にしているのはツメタガイの卵で、砂茶碗と呼ばれるもの
学芸員から説明を受ける参加者の写真

参加者は人工干潟から一部の生き物を自然資料館へ持ち帰り、午後からは図鑑を使って名前や生態を調べたり、顕微鏡を使って観察したりしました。


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